「製造業世界一」となったサムスン電子。経営学の教科書にも登場する伝説の半導体神話とは

サムスン

サムスン電子の第2四半期の営業利益が製造業で世界トップを記録したという。この躍進はどのようにしてなされたのだろうか。

大韓民国の産業史で最も重要な選択に数えられる決断がある。サムスン創業者、故イ・ビョンチョル会長の「東京宣言」だ。1983年2月、東京に滞在していたイ会長がソウルに電話をかけた。

「本日を期にサムスンは半導体に投資することを決めた」

経営学の教科書にも登場する韓国半導体神話の出発点だ。米日のライバル企業はダンピングでサムスンを締め付ける作戦に出た。しかし、厳しい「チキンゲーム」で勝ち残ったのはサムスン電子だった。ライバル数十社を全て打ち破り、最後の勝者になった。

サムスンが得意とするのは速度戦だ。64キロビットのDRAM生産ラインは「東京宣言」からわずか10カ月で完成した。その10カ月後には256キロビットのDRAMラインをつくり、ライバル企業を驚かせた。単にスピードという言葉では足りず、「超スピード経営」と呼んだ。リスクを恐れに思い切った賭けでもライバルを圧倒した。80年代半ばの半導体不況時にサムスンがライン増設に乗り出すと、米国はそれをまるで「真珠湾攻撃」だと書いた。無謀だという意味だ。しかし、サムスンの真珠湾攻撃は大成功を収めた。

サムスン電子の第2四半期(4-6月)の営業利益が製造業で世界トップを記録した。半導体好景気を追い風に14兆ウォンの営業利益を上げ、初めてアップルを超えた。IT界の「ビッグ4」と呼ばれるフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの合計よりも多い額だ。韓国にも品目別の世界トップはたくさんある。70年代には韓国産のかつらがそうであったし、2000年代に入ると造船業が頂点に立った。しかし、サムスン電子は製造業全業種を通じて世界トップという点で次元が異なる。「製造業の王の中の王」になった形だ…
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http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/07/10/2017071000396.html

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  • コメント

    1. 匿名希望
      2017/08/19(土) 03:06:13

      決定がトップに求められる仕事のようにも考えられがちですが、トップが下すのは決定ではなく判断であるのがベターです/サムスンの決定は何故世界一速いのか

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