大手メーカーが撤退縮小する家電でアイリスオーヤマが伸びた理由とは。売り場でじわじわ存在感

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中国や韓国・台湾勢に押され、撤退や縮小ばかりが目立つ日本企業の家電メーカー。そんな中、「アイリスオーヤマ」が存在感を高めているという。いったいなぜなのだろうか。

家電は生活用品!
アイリスオーヤマの本社は仙台市。衣装ケース、園芸プランター、ペット用品、調理器具など、ホームセンターでよく見かける「生活用品」づくりがもともとの本業です。

家電製品への参入は、8年前。参入して2年後に東日本大震災が発生し、節電需要が高まる中、LED照明で注目されるようになりました。その後、商品の幅を広げ、家電の売上高は今では485億円。国内売り上げの40%を担う稼ぎ頭に成長したのです。

大山健太郎社長は「生活用品メーカーが、商品のラインナップを増やしていけば、家電づくりに行き着くのはごくごく自然なことだった」と言います。

極意は“引き算”開発
大手メーカーが撤退・縮小する家電で、売り上げを伸ばす極意は?

大山社長に聞いたところ、「引き算の開発」だと明かしてくれました。生活者目線に立てば、何よりも重要なのは手ごろな値段であること。そのためには、なくてもよい機能は思い切って絞り込む、それが引き算開発です。

ことし4月に発売したエアコンは、消費者にアンケートをして、ほかのメーカーの製品には付いているフィルターの掃除機能などを省いてコストを下げ、競合製品の3分の2程度の価格に抑えたといいます。

大山社長:ふつうは、他社よりも高機能な商品にしようと、技術をふんだんに活かした開発をすると思います。いわば、足し算の発想での商品開発です。私たちも『良いものを高く売りたい』とは思いますが、生活者が求めるのは『良いものを安く買いたい』なのです。

まず、お客さんに受け入れられる価格を最初に議論し、そのうえで、どの機能が必要で、どの機能は削ることができるか考えます。引き算の発想での商品開発なんです

そして、「引き算開発」の実現に力を発揮してくれているのが、シャープやパナソニックなど大手メーカーを辞めた人材です。大手メーカーが本社を構える大阪の中心部に、あえて家電の開発拠点を設け、すでに70人の技術者を採用しました。

技術者は、生活用品を作ってきた生え抜き社員とチームを組み、共同で新商品の開発にあたらせます。
http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2017_0705.html

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  • コメント

    1. 匿名希望
      2017/08/20(日) 20:31:08

      ヨーグルトメーカー、安いのもあったけどちょっとだけ高いアイリスオーヤマのを買った。さすがに付属品とか至れり尽くせりな感じがして、ますます応援したい企業さんだわ♡

    2. 匿名希望
      2017/08/20(日) 20:31:08

      ヨーグルトメーカーが欲しくなってきた🤤ヨーグルティアかアイリスオーヤマのか悩むー🤔

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