2012年世界経済が崩壊する? 前編

去年、様々なメディアで話題になり、しかし意味がよく分からない単語のひとつとして「ウィキリークス」があったと思います。

一見するとウィキペディアに似ているので同等のサービスか何かだと思う人もいると思うのですが、その実体は暴露サイトです。

匿名により政府、企業、宗教などに関する機密情報を公開するウェブサイトで、創始者はジュリアン・アサンジという現在39歳の元天才ハッカーです。

暴露される内容はアイドルのゴシップといったものではなく、政府機密文書なのでシークレット性が強いものばかりです。

去年、尖閣諸島の中国漁船衝突の動画が公開されたインパクトは相当のものだったと思いますが、そういった情報ばかりをネットで流しているわけです。

例えば、アメリカの各国首脳に対する評価なんかが暴露されています。

ドイツのメルケル首相は「リスクを嫌い想像力が乏しい」

イタリアのベルルスコーニ首相を「無責任でうぬぼれが強く、近代ヨーロッパのリーダーとして影響力はない」し、ロシアのプーチン大統領と異常な蜜月ぶりで、ベルルスコーニはヨーロッパにおける「プーチンのスポークスマン」的な存在

フランスのサルコジ大統領を「気難しい権威主義的なスタイル」

ロシアのメドベージェフ大統領を、「バットマンであるプーチン大統領に仕えるロビン」

アフガニスタンのカルザイ大統領は「事実に耳をかさないが、自分に対する策略や話には簡単に揺れる極度に弱い人間」

イスラエルのネタニヤフ首相は「エレガントでチャーミングだが約束は守らない」

ジンバブエのムガベ大統領は南アフリカの大臣に「狂った老人」と評されている

リビアのカダフィ大佐は「ウクライナ人看護婦」に夢中で、オマーンのスルタンはカダフィを「とにかく変人」と語っている

イエメンのサレハ大統領は「素っ気なく退屈で忍耐がない」

北朝鮮の金正日総書記を「肉のたるんだ年寄り」

先日、ジュリアン・アサンジ氏が別件逮捕されたのですが、アメリカは情報テロとして成立させようとしています。

それもそのはず、ウィキリークスにリークされた公開の準備を進めている文書の数は120万以上あるからです。

またウィキリークスが独自に開発した完全匿名で機密情報を暴露できるシステムを保持していることです。

では、ウィキリークスの目的はなにか?気になりますよね。

なぜそのような機密情報を公にしなければならないのか?

ウィキリークスの理念はこのようになっています。

「政治の透明性が汚職を減らし、より良い政府とより強い民主主義をもたらすと信じている」

断言をしていないことに注目して欲しい。

情報の透明性がより良い政府と民主主義をもたらすと信じている、のであってこれは「やってみないと分からない」試行段階だと言える。

実際、機密情報漏洩によって混乱が発生している。

塾長がなぜウィキリークスを取り上げるのかと言うと理由は2つある。

1つは、このような理念がGoogleに似ているからだ。

Googleの使命は「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」とある。

Googleは世界中の情報を整理して、誰もが検索できるようにプラットフォームを整備している。ただ違うのは情報の質だよね。

ウィキリークスが扱っているのは、検索ロボットが辿り着けない検閲の先の情報だ。

いってみれば、裏の情報であって、この裏の情報が漏れ出さない限りは検索エンジンが提供するチープな表の情報などあまり意味がないのかもしれない。

飛ぶ鳥を落とす勢いのGoogleが世界中の情報を整理し終わるのは当分先のことだろうけれど、ウィキリークスが世界中の真に価値ある情報を整理してリークするのは間近だと言われています。

Googleの由来は10の100乗を指す「googol(ゴーゴル)」という数学用語からだけれど、ウィキリークスの持っている情報の価値は正にそれくらいかもしれない。

つまり、Googleがネットの覇者となったらどうなるのか?

という近似未来がウィキリークスによって知ることができるかもしれない、ということだ。

果たしてその未来は明るいのか?

もう1つの理由は、情報の透明性がもたらす顛末だ。

実はウィキリークスが最も公開したい情報というのが、「部分準備金銀行制度のカラクリ」だと言われている。

アメリカのジュリアン・アサンジ氏のマークはこの公開を危惧してとの見方が強いらしい。

では、「部分準備金銀行制度のカラクリ」とはなんなのか?下手をすれば世界恐慌の危機になるとも言われている。

あるいはこの漏洩(リーク)が世界を覆う問題解決の第一歩になるのではないか? という見方もある。それはやってみないと分からないことなのだ。

ただひとつだけ言える事は、本当に大変なことになることは間違いはない。

後編に続く。

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