年末に中国は虎となり民衆は蜂起する

最近、テレビではやらなくなった中国との尖閣諸島問題。
実は報道されないだけで、にらみ合いは連日続いています。
習近平主席と交代し、中国が新しい対日政策を表面化させる前に、水面下での交渉は激化しているといわれています。

じわりじわりと影響が出始めています。

▼貿易赤字、過去最大の3兆2189億円
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20121022-OYT1T00278.htm

貿易赤字、過去最大の3兆2189億円 読売新聞 10月22日(月)

財務省が22日発表した2012年度上期(4~9月)の貿易統計によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3兆2189億円の赤字となった。

半期ベースでの赤字額は、統計が比較可能な1979年度以降最大で、赤字額が3兆円に達するのも初めてとなる。欧州債務危機で世界経済が減速した影響で、欧州や中国向けの輸出が減ったうえ、液化天然ガス(LNG)など燃料の輸入増が続いていることが要因だ。

対欧州連合(EU)の貿易収支が初めて赤字を記録したほか、対中国の貿易赤字は1兆5309億円と4期連続で拡大し、赤字額全体の半分近くに達している。対中輸出は9月単月でも前年同月比14・1%減と大幅に落ち込んだ。

全体の輸出額は32兆1603億円と前年度上期に比べ2・0%減少した。輸出の減少は3期連続だ。米国向けの自動車輸出は好調だったものの、EU向けの自動車や半導体、中国向けの重機用エンジンや鉄鋼が大幅に減った。

輸入額は35兆3793億円と同2・6%増加した。輸入額は5期連続で増えた。

このうち原子力発電所の運転停止を受けて火力発電用の燃料となるLNGは24・3%増、原油は8・3%増と輸入額が大幅に増えた。特にLNG価格の高止まりが大きく響いている。

日本が貿易赤字になった原因は、欧州債務危機で世界経済が減速している上に、欧州や中国向けの輸出が減ったことと、脱原発による火力発電多用による燃料費増加が響いていると報じています。
日本は貿易輸出立国でもあるので、このまま行くとさらに国際競争力が低下します。
くわえて国債の格付が下がる可能性があり、かなり綱渡り状態です。

今後、ヨーロッパと中国向けの輸出が回復するかどうかは難しく、相次ぐ日本企業の失速と、IMFによる消費増税圧力など悪材料ばかりが目立ちます。
かといって、日本政府はなにか手を考えているのかというと、復興予算の流用が発覚するなど、3.11で一瞬変わったかのように見えた日本ですが、まるで変わってはいません。

▼復興予算の「流用」、法務省が理屈後付け 山花法務副大臣「ニーズ調査は今月」と“自白”

今問題になっているのは、赤字国債の発行に必要な特例公債法案の通過です。
これが可決されないと、例えば、財政難の地方は助成金等の支払いがなくなり、借金をして賄うことになります。最悪、公務員の給料が出なくなる可能性があると言われています。

民主党は特例公債法案を通過させたいのですが、自民党が反対をしています。
自民党は野田総理に早期解散を要求しているのですが、それが未だ成されていません。

自民党にとっては特例公債法案反対は解散カードの取引材料となっているわけです。
民主党は今、解散すると当選する議員が少ないと読んでいるため、なにか好材料ができるまで、できるだけ政権を維持したいと考えています。
もはや国民のことを考えない政党抗争と化しねじれにねじれています。

特例公債法案は年度末までに可決させなければなりませんが、あともう2ヶ月弱しかありません。
可決されないということはないかと思いますが、もしされないと、あるいはギリギリまで決まらないと大変なことになります。

生活保護費も支払われず、他人ごとだった公務員の給料も支払われなくなるため、国民の反発は官民一体で強くなります。
きっとそこに中国はここぞとばかりに挑発を仕掛けてくるはずです。

まだまだ国民は我慢強く、過激なデモなどは起きてはいませんが、年末にはねじれ国会のせいでいよいよ眠れる群衆が目を覚ます可能性があります。

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