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フランスで起きたトラック突入事件は新たな最凶最悪のサイバーテロへと結び付くか

2016年7月14日。フランスのニースの街で祝日の花火を見るため集まっていた群衆へトラックが突っ込み、死者を84名以上出したテロが起きた。
フランスでは2015年11月14日に128人が死亡するパリ同時テロが起きており、過去4年間で240人以上がテロで死亡している。

今回注目したいのは、フランスがいかにジハーディスト(聖戦主義者)にとって西側最大のターゲットになっているか、ということではなく、使われた凶器と犯行方法にある。

今回の事件には走破性の高いトラックが使われ、ドライバー一人が、単純に群衆に突っ込むという方法であったが、死者84名以上、202人負傷のうち52人が重体という大惨事を招いた。
ISが自爆テロを行う際、平均殺傷人数が20名以下であることを考えると、我々が日常よく使っている便利な道具が、ノーマークで最凶の凶器に成り得ることを世界に教えてしまったわけだ。

使われたトラックはレンタカーだったし、もしそこに爆薬が仕掛けられていたり、バンパーにスパイクやスピアといった装備が施されていたら、死者数は三桁を超えていたに違いない。

さらにトラックと重機が並走し、無人の遠隔操作だったらどうだろう?
その突進は軍の戦車でも出てこないかぎり止まらないだろう。犯人も捕まらず繰り返し犯行できてしまう。
果たしてそんな最悪なテロが起きるのだろうか?

2016年5月14日に放映されたNHKの SFリアル「サイバー戦争の世紀」の冒頭にはこうある。

「人間が想像できることは 人間が必ず実現できる」

消されるかもしれないが、デイリーモーションに「サイバー戦争の世紀」が上がっていたので紹介する。

この番組の中では、車とコンピュータ管理された家のハッキング実験が行われている。
車は今や電子制御部品の集積であり、ステアリングやブレーキ関係は独自のOSでコンピュータ制御されているんだよね。
外部から遠隔操作し、強引にブレーキを掛けることができてしまう。

今後無人自動車や、ドライバー・アシスト型自動車が普及すると、それだけ乗っ取れる自動車が増えるということを意味する。
番組の中では、水力発電や核開発施設のコンピュータにまでハッキングできる様子と実際に起きた事件が紹介されている。街の信号機や、ダムの開閉、電車の踏切なんかも操作できてしまう。

もちろんセキュリティというものがあるのだけれど、これもまた危ういことになっている。
量子コンピュータが登場したからだ。

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