この記事はブロックされています。続きを読みたい方はログインをして下さい。会員ではない方は新規会員登録をして下さい。


Googleの暴挙!? Google上にコンテンツ直接表示であなたのサイトのアクセス数は限りなくゼロに

2015年3月19日のニュースですが、ついにGoogleが暴挙に出ました。

▼Google、「~とは」「の由来」など質問に答える新機能。自然言語に直接回答

google

google

[note]Googleは3月19日、検索機能をアップグレードしました。追加されたのは「質問を理解して、答えをみつける」機能。例えば『Googleの由来』と検索すると、その回答をウェブから引用し検索結果の上部に表示します。

これまでのGoogle検索は、検索窓に入力したキーワードを手掛かりに、関連性の高いウェブページへのリンクを表示していました。このため知りたい情報を得るにはリンクの1つ1つを自力で辿る必要がありましたが、本日3月19日より質問に回答していると思われる文章をウェブページから引用し、検索結果の上位に表示するようになりました。

例えば『Googleの由来』と検索すると、Wikipediaから引用した『googolの綴り間違い…』という回答が表示されます。

(紹介終了)[/note]

これは何を意味するかというと、Googleが今まで敢えて避けてきたコンテンツのダイレクト表示をしますよ、ということを意味しています。

ロボット型検索エンジンの立ち位置というのは、今まではあくまでもロボットプログラムで自動的に収集してきたウェブサイトデータを保存し、ユーザーの検索要求に応じてそのリンク先を順位付きで表示する、ということに留まっていました。

なぜなら、取り込んだウェブのコンテンツを直接ユーザーに表示することは、リンクの参照ではなく、データのコピーを意味するからです。大企業だけコピーが許されるのならうちもやりたい! というわけで、この件はかなり前から議論されていました。

今のところグレーゾーンだったわけですが、スマホの普及に伴い検索エンジン経由ではなく、siriやGoogle 音声検索から直接検索し、結果を知りたいというユーザーのニーズに応えた形になります。

Googleのやり口は、まずは小さな既成事実を作りつつ、ユーザーの利便性を積み重ね、世論をがっちり掴んでいくやり方です。今回の件もあくまでもまだ小さい事例ですが、これが当たり前になれば、そもそもの「データのコピー」についてがあやふやになり、「Googleさんは特別でいいよね、他はダメだけど」となりかねません。

では、このGoogleの「直接回答」というサービスが普及するとどうなるかというと、当然のことながら「ユーザー → 検索エンジン → あなたのサイト」という流れはこうなります。

ユーザー → 検索エンジン

つまり、「あなたのサイト」を直接見なくても、必要な情報だけを抽出して、検索エンジン上で表示してくれるわけです。当然、アクセス数も稼げなくなります。
さらに、技術的には複数のサイトの情報を統合して表示することもできるはずなので、オリジナルのコンテンツ以上の情報精度となります。

これって何かに似ていると思いませんか?
そうです。まとめサイトです。

Googleがまとめサイトをやろうとしているわけです。

ではさらにサービスが深化するとどうなるかというと、素人が適当に作ったコンテンツは不要となり、アクセスすらされなくなります。一次情報に近いニュース系サイトが生き残り、自分でサーバーを借りてコンテンツを作る、なんていうことはナンセンスになるでしょう。
回避するには検索エンジンに頼らない集客方法を見付けるしかないでしょう。

そうなると、Googleはこのように提案してくるはずです。
「どうせコンテンツはGoogle上で表示されるのだから、Googleのサーバー内に直接コンテンツ保管しない? サーバー代無料だし、ドメインも無料だよ」と。

こうすればウェブサイトをロボットで巡回する必要性が減り、データの分析から抽出も楽になります。
見返りとしては広告表示でしょうか。アクセス数なし、広告収入も無しとなれば、Googleのサーバーにコンテンツを作り続けるコンテンツ奴隷となる人も出てくるでしょう。

背景にはAppleのiPhone一人勝ちと、ウェアブルデバイス開発の競争激化が予想されるからだと思います。従来の検索エンジンを開いて検索ワードを入力し、検索結果から好きなサイトを選ぶ、というスタイルだと、非常に不便な社会が来ることが予想されているのです。

関連記事