成功は偶然か必然か? 成功者のマネをしただけでは成功しないワケとは?

以前から言われていたことですが、「成功者のマネをしただけでは成功しない」「成功者は本当のことを話したがらない」というのは、どうやら本当だったようです。

成功者を取材した本はたくさんありますが、その中でも真に迫っているのが鈴木 領一氏「100の結果を引き寄せる1%という本かもしれません。
成功者の取材というとほとんどが成功後のことが書かれているものですが、成功する前には何をしてどう考えていたのかをまとめたのが面白いですね。

100の結果を引き寄せる1%アクション
100の結果を引き寄せる1%アクション

鈴木氏は300名以上の成功者を取材し、アメリカの「SUCCESS」誌と、成功者に共通する傾向を分析しています。
で、その結果分かったこと、というのが2013年4月20日 日刊サイゾーの記事に載っています。

▼松下幸之助、稲盛和夫…成功者のエピソードには嘘が多い?成功は偶然、事業計画書は嘘…

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business J…

鈴木さん、僕はちょっと疲れてるんです。なぜなら、あの本に書いていることはほとんど嘘だから。
本を出す前から僕は名前が知られるようになり、講演などで“成功の秘密”を話すように望まれるようになって、“ウケる”話をするようになった。人々は美談を求めていて、僕はそれに応えるように、“努力は報われる”“夢を見続ければ叶う”という話をするようになったんだ。

そんな話をし続けているうちに、自分もそれが事実だと思うようになり、嘘を本当のように話してきたんだ。それがあの本になった。

鈴木さん、本当のことを言うけど、僕が成功したのは偶然なんだよ。たまたまやっていたことが当たっただけで、自分でも訳がわからないうちにこうなったんだよ。

単なる偶然です、と言ったら人々は納得しない。だからこれまで読んできた本に書いてある話を適当に組み合わせただけなんだよ」

私はこの告白を聞いて本当に驚きました。T氏が自信たっぷりに話をしていたため、私も嘘を見抜くことができなかったのです。それと同時に、本当の話をしていただいて嬉しい気持ちにもなりました。T氏は、嘘をつき続けていることに良心の呵責を感じていたのです。私に本音を話すことで、その呪縛から解放されたのでしょう。T氏は穏やかな顔で静かな雰囲気となっていました。

このような事例を、私は多く見てきています。成功した人で、自分を客観的に分析し、成功の要因を素直に表現できる人は稀です。悲しいかな、人は成功すると自分をより良く見せたいという気持ちになり、事実とは異なる話を美談として語りはじめるものです。

(中略)

京セラ創業者・稲盛和夫氏の事例もあります。

今から十数年前、某ビジネススクールで稲盛和夫氏の講演があるというので、私も参加しました。講演が終わり、参加者からの質問を受ける時間となりました。

参加者の一人がこう質問しました。

「私は将来起業するのが夢です。このスクールで事業計画書の書き方を学んでいるのですが、なかなか上手に書けません。稲盛さんはどのようなことに気をつけて事業計画書を書かれていましたか?」

この質問に対する稲盛氏の回答に、参加者全員が驚きました。

「君は起業したいのだろう? なぜ事業計画書という嘘の作文を勉強しているのだ? 私でさえ見えるのは3カ月先ぐらいで、1年後を予測するような事業計画書なんて嘘を書くようなものだ。そんなものを勉強している時間があったら、さっさと事業を始めればいい。始めてから考えれば良い。資金を集めるためにどうしても必要ならコンサルタントに書かせればいいじゃないか。君がやることは、すぐに事業をスタートすることだ」

(紹介終了)

成功者がどうやって成功したかというのは、元から成功する人とは違う何かを持っていた、と後に語られることがあるのですが、実はそれはあとから付け加えた美談であって、本当のところはこういうことだそうです。

成功は偶然。好きなことやってたらなんか成功しちゃった。

成功して事業が大きくなるにつれて、好きなことだけしていては経営が成り立たないことを知り、後に努力家になる人が多いそうです。

これなんかはにおけるイノベーターと合致しますね。
ギークやオタクが好きなことをしていたら、それが実は世界で求められていたもので、偶然それを世間のバカに見つかる、という形で広がったりします。

▼イノベーター理論

▼イノベーター理論とは

「日本最大級のマーケティングサイト J-marketing.net」戦略、消費、流通、営業などマーケティングを考える上で不可欠な論文や情報をお届けします。

つまり、自分がのめり込んで構築していった世界をいかに世の中のバカ(アーリーアダプターやレイトマジョリティ)に気が付かせるか、というのがポイントなのです。
そういう意味で言えば、成功者の美談を信じて同じことをやったってうまく行くわけがないのです。

家に引きこもって風呂にも入らず、ろくに人とも会わず好きな事に没頭しているのがイノベーターです。
世間を呪って殺傷能力の高い武器を作って復讐してやろうと思っていたら、人々の役に立つものができちゃったとかそういう動機です。それを成功したあとでは告白しにくいわけです。

ほとんどの動機が女の子にモテたいとか、バカにした奴らを見返したいとか、ギャンブルで負けた借金を返すためといったダークな理由に起因しているようなので、逆説的にダメな奴ほど成功するとも言えそうです。

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