これまでのコラムとあなたのビジネスの関連性

いよいよ運命の7月に突入しました。
これまでミリオンハイスクールでは世界情勢から金融、経済など様々な情報を提供してきました。
情報があまりにグローバルでワイド過ぎて、個人のビジネスに役に立たない、と思う塾生がいると思いますが、全然そんなことはありません。

私がこれまでやってきて気が付いたことは、非常にシンプルです。
儲けのカラクリやビジネスモデルには元型がある、ということです。
そして、その攻略法は常に非道徳、ルール無視にあります。

このことを踏まえた上で情報を読んでいくと、大きなヒントになります。
以前何度か書いていると思うのですが、忘れてしまった人、初めての人もいると思うので改めて説明します。

「儲けのカラクリやビジネスモデルには元型がある」というのは、世界のフラクタル構造化に秘密があるようです。
フラクタルというのは、どんなに微小な部分をとっても全体に相似している(自己相似)ような図形のことで、フラクタルな構造は自然界の様々な場面の中で目にすることができます。

例えば、樹木の枝分かれ。大きな幹から枝が分かれていくパターンは、小さな枝からさらに小さな枝が分かれていくパターンに似ています。
複雑に入り組んだ海岸線も、狭い範囲でみたギザギザのパターンと(航空写真などから見た)広い範囲でのギザギザのパターンはとても似ています。

つまり、世界のトップレイヤーにいる人達が行なっている儲けのカラクリと、末端の我々が儲けるためのカラクリというのは、どこか似ている、ということです。
末端の我々が楽に儲けられる時、そこにはトップレイヤーの人達が行なっている儲けのカラクリが隠れている、ということです。

つまり、トップレイヤーの儲け方から外れない限りは儲け続けることができ、外れると途端に儲けることができなくなる可能性が高い、ということです。
非常にシンプルですよね?
その儲けのカラクリなり、仕組み、構造、環境といったものを元型(アーキタイプ)と呼ぶことにします。

例えば、誰でも簡単に儲けられる元型があります。
それはなにかというと、偽札作りです。
1万円札をカラーコピーして偽造すればいくらでもお金を増やすことができます。そうです。

しかし、この方法には大きな落とし穴があります。
見つかると大きな罪になること。そして、みんなが同じことをするとインフレが発生すること。悪貨は良貨を駆逐するようにお金の信憑性が薄らぐことが起きてしまいます。

トップレイヤーと末端の我々のボトムレイヤーとの違いはルールの壁です。
同じ大気でも、上空と地上では大気の動きが異なるのです。
しかし、元型は一緒です。違うのはルールです。
そのため元型が見つかっても、それを我々が直接実践することは難しいのです。

逆に考えると、この世の中の攻略法というのは、法律なり規制なり、個別のルールとは真逆にある、ということです。

例えば前述した偽札作りは大きな罪になります。
罪が大きくなればなるほどその効用性は高くなります。

もうお分かりだと思いますが、最もやってはいけないルールが、最も成功の近道だということです。
なぜもっともやってはいけないのかというと、ボトムレイヤーとトップレイヤーの立場が入れ替わってしまう可能性があるからです。
法律なり規制なり、個別のルールといった決まりごとは、大抵は個人の最大幸福のためというよりは、トップレイヤーの地位と財産を守るためにあります。

例えば、情報起業がヒットしましたが、あれの元型はどこにあったか分かりますか? ユダヤ金融の見せ金商法に元型があります。
前にも紹介しましたが、この動画に仕組みが説明されているので見て下さい。

▼お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム

情報起業における情報の扱いというのは情報の真空性と非対称性に秘密があります。
最も端的に表すとするならばこうなります。

1.ここにあなたでも儲けられる情報があります。
2.この情報を買えばあなたも私のように儲けられます。

知っている人は知っていると思いますが、情報なんて存在しないのです。
中身は空っぽの真空なのです。
情報がゼロであるのに、情報があたかもあるように発信されると、そこに矛盾が生じ、情報の非対称性が生じます。

例えば、100万円が入った箱があるとします。
中身を確認することはできません。
その箱の持ち主が「ここに100万円入っている」と宣言すれば、その中身を確認して存在を確認しない限りは、情報処理上100万円は存在し続けます。

ではそもそも100万円という存在はなんなのか?
それは「確からしさ」の総体でしかないのです。
あると思えばあるし、ないと思えばあっても存在しないのです。

情報の発信方法、物事の表現方法や質によって、100万円が存在する「らしさ」は変わってきます。

これを突き詰めていくと、100万円は存在する必要はなく、100万円が存在する「らしさ」だけがあればいいことに気が付きます。

つまり、自分がどう思うかだけが存在証明なので、自分が変われば世界が変わる、ということです。
自分があると信じ、そして周囲の人があると信じていればそれは神様のように確かに存在します。

存在するらしさだけを完全に集めると、もはや実体は不要なのです。
なぜかというと、常に生身の実体は劣化し腐り失われるからです。
なので、先ほどの情報起業の例で言うと、2番を実行した時点で、1番が自明的に証明されることになります。

1.ここにあなたでも儲けられる情報があります。
2.この情報を買えばあなたも私のように儲けられます。

今、あなたは儲かる情報を買いましたね。 はい、これが儲かる情報です。
それを証明するのが、私とあなたです。
となれば、感情的には納得できないまでも、事実として証明されます。
あまりにも単純過ぎて納得できないけれど、法則というのはシンプルなのです。

ただし問題があります。
トップレイヤーと末端の我々のボトムレイヤーとの違いがあることです。
ルールの壁があるのです。
あまりにシンプルで簡単なので、そのままやってしまうとトラブルが起きます。
そこで、ルールが存在し、その正当性を説明し納得させるような複雑な仕組みが必要になります。

例えば、偽札作りという強力なゼロから価値を想像するテクニックは経済大国アメリカが大規模な組織的犯罪として行なっています。
以下の動画を観て下さい。その歴史と手法が分かります。

▼『Monopoly Men』~Federal Reserve Fraud~日本語字幕版

偽札作りという強力なゼロから価値を想像するテクニックというのは、世界はフラクタル構造なので、フリーミアムという市場を生み出すもとになっています。歪みが必ず末端に現れます。
フリーミアム市場というのは無料で試してもらって、ユーザー依存度を高めた上で、有料のプレミアムサービスに強制的に移行させて収益を図る、というものです。

価格を0円にしてしまうことで、価格競争をなくしてしまおうという大胆な戦略です。
ライバルが1円でも高ければ負けてしまいますから、同様に0円のフリーミアムに引きずられることになります。
市場全体にフリーミアムが浸透すると、当然のことながら不況になっていきます。

これはCDが売れない。違法ダウンロード禁止法。アノニマスの反発などと関連してきます。

偽札を作り流通させ、それで商品を買うということは、そもそも存在するはずのない価値を創造しているので、ある限界を超えると実体経済が崩壊してしまいます。

なぜなら、モノに対してカネが余り過ぎるからです。
金に対して現物が足りなくなるのです。
で、これから取り上げていく政治・経済・金融・環境問題というのは、直接自分のビジネスには関係はないかもしれませんが、トップレイヤーの元型を知るよい手がかりになるはずです。
私は少なくともそのようにして斜め読みをしています。

トップレイヤーで起きている問題というのは、必ず時間差でボトムレイヤーでもなんらかの現象として立ち現れてきます。
コンプリートガチャの問題しかり、AIJの巨額年金詐欺問題しかり、ユーロ危機しかりです。

繰り返しになりますが、儲けのカラクリやビジネスモデルには元型がある、ということです。
そして、その攻略法は常に非道徳、ルール無視にあります。
それをいかに合法かつ合理的にやっていくか? そこにあなたの成功のヒントがあります。

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