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長岡式:マーケティング基礎入門 その12 あなたは今まで食べたパンの枚数を憶えているか? ライフタイムバリュー 後編

ライフタイムバリューは顧客の生涯価値なのですが、少子高齢化社会においてはもう一つ忘れてはならないライフタイムバリューがあります。
それは街のライフタイムバリューです。

その街にどういった年齢の人達が多く住んでいるかで、街のライフタイムバリューも変わってきます。
最近では買い物弱者という言葉があるように、買い物をしたいのに交通手段がない、足腰が悪くて買い物に出かけられないといったお年寄りもいます。

いつまでも何年も同じ年齢層の人達が住み続けるわけではないので、10年後、20年後にはどうなっているのかも考える必要があります。コンビニやスーパーもその業態が変わりつつあります。豊富な品揃えでお客様を待つ時代から、お客様まで商品を宅配するサービスも求められています。

さらに街よりも大きな単位として自治体や国のライフタイムバリューもあります。
消費税増税により消費者心理は冷え込むのか、経済は向上するのか、規制は緩和されるのか、TPPでどうなるのか? なども複雑に絡みあってきます。

そう考えると、顧客のライフタイムバリューというのは思ったより短いものなのかもしれません。
3Dプリンタの登場などを考えると、顧客=消費者であることは間違いで、顧客も自分達と同じものを作れて当たり前の時代が来ます。

例えば、瀕死なのが珈琲業界で、ポータブルなコーヒーサーバーの登場でコンビニでは缶コーヒーが、家庭では粉末コーヒーがシェアを奪われています。

家庭用バリスタ
家庭用バリスタ

そんな中で、顧客のライフタイムバリューを増やすためには、従来の業態に個別化代行化を付け加える必要があります。通常はお客様ひとりひとりのニーズを考えてはいても、コストの関係でもっとも層が厚い中間層にターゲットを絞ります。ひとりひとりの声は聞くけれど、直接叶えるのではなく大きな改善として組み込む、という考えです。

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