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長岡式:マーケティング基礎入門 その3 それぞれのニーズとウォンツにあった商品の提案

  • 自宅でお手軽に本格派釜飯が食べられるセット。

前回は、Aさん、Bさんともに基本的なニーズはごはんを食べることであり、さらに踏み込んだ高度なニーズではAさんは「美味しいごはん」なのに対して、Bさんは「とにかく早く」ということでした。
それでは、AさんとBさんそれぞれに、最適な商品が何かを考えてみましょう。

まず、Aさんは「美味しいごはん」ということなので、美味しさとはなにかについて考えてみます。
ごはんの美味しさの決め手は、品種と炊き方、そして食べ方の三種類あります。
そのうち最も美味しさに影響するものは、炊き方と食べ方だと分かったとします。

どんなに美味しい品種でも、ごはんが固かったり、柔らかかったりとAさんの好みに炊かれて無ければ、意味がありません。台無しです。
また、ごはんだけを単品で食べることはないでしょうから、ごはんが最高に欲しくなるおかずとともに食べた方がより美味しくなると考えます。

とすると、ごはんだけを売り込むだけでは弱いことに気が付きます。
そこで、ごはんに関する商品も込みこみで開発し、提案をします。

例えば、ごはんが最高に美味しく炊ける釜飯のセットはどうでしょうか? 釜と固形燃料で手軽に釜飯が炊けて、さらに具材は調理済みのごはんが美味しいと感じられる旬のものをレトルトパックにしたものをセットで売ります。
美味しく炊ける調理方法のパンフレットも付けましょう。

ごはんだけを売るよりは単価が高くなりますが、美味しさを追求する人はあまり価格にうるさくはありません。質を求める人に対しては、関連商品を追加してパッケージとして売り出し、客単価を上げることができます。

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