第二十七回目 パソコンを遠隔操作「リモパ」

第二十七回目はパソコンを遠隔操作「」について

今回はパソコン遠隔操作ツール「リモパ」を紹介します。
パソコン遠隔操作ツール(通称リモートデスクトップツール)というと一昔前は非常に高価でした。
それが今や無料でWindowsにも付属しています。

で、なにをするツールかというと、自分のパソコンから遠く離れたパソコンを遠隔操作するソフトです。
どんなときに使うかと言うと、例えば、ノートパソコンから高速のパソコンにアクセスし、一定の処理をさせて、自分の低速のノートパソコンに結果を送信させるとか、仕事で遠く離れたクライアントのパソコンを操作してサポートするなどが考えられます。

今回紹介するリモパのすごいところは、設定がとても簡単なことです。
リモートデスクトップツールというのは、実は自分のパソコンと相手のパソコンの設定が面倒なのです。

パソコンは通常、第三者に乗っ取らないようにファイヤーウォールというセキュリティが掛けられています。
リモートで他人にパソコンを使わせるということは、特定の相手だけセキュリティを解除してあげる必要があるのです。

この作業が最初に必要であるため、サポートでもしリモートデスクトップを使うとなると、サポートのサポートが必要になって、結局は現場に行かなければならない、なんてことになるためそれほど普及していないのです。
ところが、リモパは比較的簡単に設定ができます。
その秘密はリモパを提供している会社のサーバを通じて操作をやり取りできることにあります。

▼リモパをダウンロードする

リモパの起動画面

リモパは [ リモートする.exe ] と [ リモート受け入れ.exe ] という2つのクライアントソフトが含まれていいます。

利用するにはまずリモート操作を行う側で [ リモートする.exe ] を起動します。
リモート操作を受ける側で [ リモート受け入れ.exe ] を起動します。
ファイル名そのままなのでわかりやすいですね。

リモートする.exe

リモート受け入れ.exe

次に、双方のソフトで同じ「」のIPアドレスを入力します。
マッチングサーバーはPCの接続を仲介するサーバーで仲立ちしてくれます。
IPアドレスは同ソフトのWebサイト上で確認できます。

▼このページで確認します

例えば、同社が用意するマッチングサーバーのIPアドレスは、現在

180.12.155.187:4989

となっています。

続いて、リモート操作を行う側で画面の案内に従って「」を入手します。これはパスワードのようなものです。

途中、名前の入力を求められますか、適当な名前でOKです。
ただし、入力された名前は相手側に通知されるので、相手にとってわかりやすいものを入力します。
あとは、入手したセッションコードを相手に教えて入力してもらえば、接続が確立されます。セッションコードのやりとりにはメールや電話などがいいでしょう。

リモート操作を行う側で
“セッションコード”を入手

リモート操作を受ける側で
“セッションコード”を入力

これで自分の環境で相手のパソコンが操作できてしまいます!
簡単ですね!

リモパはリモートPCのデスクトップイメージを圧縮して転送するタイプです。
通信データは暗号化されるので安心して下さい。

接続を終了する場合は、操作する側がソフトを終了するか、操作される側が

[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーをOKです。

なおリモパには自分でマッチングサーバーを構築できるソフトも同梱されています。
どうしても他社のサーバーを使いたくない場合は、ハードルが高いですが完全にクローズドの環境でリモートコントロール環境が確立できます。

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