第十四回目 ウインドウズマクロ入門 その1

第十四回目はウインドウズマクロ入門その1について。

今回からはマクロ入門ということで、ウインドウズを自動化する手順を紹介します。
マクロというのは、特定の操作手順をプログラムとして記述して自動化する機能のことです。

「Macro」は「巨視的」という意味があり、ユーザーが特定の操作手順を記録して自動実行したものを客観的に巨視的に眺める、という意味があります。
まるでアリの巣を覗き込んでいるようなイメージでしょうか。

マクロは大抵は、操作記録タイプと操作手順プログラミングタイプの二種類あります。
ワードやエクセルにもマクロ機能があるのは有名ですが、ユーザーの操作を記録して再現することが可能です。
操作記録タイプはビデオ録画と変わらないので、プログラミングの知識は不要です。
やったことをそのまま記録して再生できます。

ただし、細かい条件分岐が必要な処理では不便です。

決まりきった提携処理を間違いなくさせるには操作記録タイプで十分ですが、ある条件によって処理を細かく分岐させるためには、操作手順をプログラミングする必要が出てきます。
ほとんどのマクロは操作手順プログラミングタイプに相当するので、要するにマクロを組む、というのはプログラミングする、ということとなんら変わりがありません。

極めるとかなり奥が深いマクロですが、例題をもとに簡単なものを組んでみましょう。

さて、マクロを組む方法ですが、エクセルやワードにはそれぞれマクロが用意されていますが、OSであるウインドウズにはマクロがあるのでしょうか? 答えは存在します。

特に複雑なツールやソフトは必要なく、最初から機能として存在します。
古くはバッチ処理と呼ばれていたもので、現在はウインドウズスクリプティングホスト(略してWSH)として知られています。

WSHを極めると、ウインドウズを意のままに操縦できるようになります。ウインドウズ上で動く全てのアプリケーションが操作可能という強力な機能を持っています。
ただ、WSHは非常に難解です。

そこで、WSHの機能を分かりやすく再解釈したツールを使います。
いくつか出ていますが、非常に優秀なツールを紹介します。
「UWSC」というものです。

難しい構文を使わなくても、簡単な命令でウインドウズを制御できるのがウリです。
これを使って学習して行きます。

▼UWSCダウンロード (フリー版をダウンロードして下さい)

まずはダウンロードしてみましょう。
[ UWSC.exe ] アイコンをダブルクリックしてUWSCを起動すると、画面右下に簡単な5つのアイコンを備えたウインドウが表示されます。

左側から、マクロファイル読み込み、マクロファイル保存、マクロ実行、マクロ記録、設定の順です。非常にシンプルですね。

UWSCの起動画面

試しに操作を記録してみましょう。記録する前に設定を少しいじります。

[ 設定アイコン ] をクリックして、[ 設定 ] メニューをクリックします。

[ 余分な時間、マウス移動は記録しない] のチェックを外し [ OK ] ボタンをクリックします。

[ 設定アイコン ] をクリックして、[ 設定 ] メニューをクリックします。

[ 余分な時間、マウス移動は記録しない] のチェックを外し

[ OK ] ボタンをクリックします。

これで準備完了です。

記録するには、[ 記録アイコン ] をクリックします。
すると直ちに記録が開始されます。

終了するには [ STOP ] ボタンをクリックします。

マウスカーソルが自動的に動いたのが分かると思います。

UWSCにはサンプルマクロが2つ付属しています。
解凍したフォルダに [ GruGru.UWS ] と [ サンプル.UWS ] というのがあると思うので、これをマクロファイル読み込みで読み込むか、UWSCにドラッグドロップすると実行します。

こんなことができるんだ! という例が分かると思います。
今回はここまで!

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