iPhoneアプリ セカイカメラがすごい

最近知ったのだが、iPhoneの「」がすごい!
これはiPhoneで動くアプリケーションのひとつで、すでに10万本がダウンロードされたという。
いったいどんなサービスなのかというと、拡張現実サービスです。
これを聞いてもさっぱり分かりませんね。

セカイカメラ

もっと詳しく説明すると、iPhoneごしに覗いた画面にエアタグと呼ばれるメッセージを残すことができるのです。多分、GPSを使っているんだと思うけれど、その場に近付くと、誰かが残したメッセージを受信することができます。

もちろん現実にはタグはつけられないので、iPhoneごしに限りますが、iPhoneで覗いたと同時にこれまで見えなかった世界が突然出現する、というのは、まるで霊能力者になったような気分かもしれない。

セカイカメラの実際の映像

で、これがなぜ凄いのかというと、今後利用者が増加すれば広告モデルとして確立するだろうな、ということ。今まで、ネットとリアルというのはかなり大きな断絶があったし、常に手元にある端末ですぐにネットに繋げる携帯電話でさえ、その制限によって大きな隔絶があった。

しかし、セカイカメラ方式は非常にシームレスにネットとリアルを融合できたと思う。
リアルのスポットに出掛けて、そこになにか痕跡を残す。まるでリアルに落書きできる掲示板のようだ。
これによって様々な問題が発生するだろうし、既にその兆候が出ている。

例えば、アイドルの自宅に押しかけて大量のエアタグを残す、ということも可能だし、事故現場にお見舞いメッセージを残したり(アパートでされるとあとに入居する人が引くだろう)、飲食店の前に「マズイ!入るな危険!」と大量のエアタグを残すことも可能だ。

この辺は後々解決して行くのだろうけれど、もちろん良い面もある。
飲食店の経営者が自分の店の前や、ちょっと遠く離れた交差点などに「ランチサービスやってます!合言葉はエアタグ見ました」とメッセージを残すことで、道往く人々とソフトに絡むことができるかもしれない。
メッセージだけでなく、動画も扱えたりすれば、映画館の前を通ると予告動画が流れる、なんてこともあるかもしれない。

巣篭り景気といわれているけれど、iPhoneがあればネット(家)から出て、リアルに出掛けてなにかを発見しよう、という人も出てくるかもしれない。ディスプレイはメガネやゴーグル式になれば、サイバーな世界が到来した! という実感が湧くかもしれない。

セカイカメラがゴーグル式になったりすると、リアルでは土地の問題が常につきまとうけれど、逆にリアルのなにもない場所に「ショップ」を出現することが可能になるかもしれない。

エアタグも音声に対応すれば、そこに行ったときだけ聞こえるつぶやきが聞こえるかもしれない。

追跡機能がつけば、動くターゲットを追跡して、動的にエアタグを移動させることができるかもしれない。

検索エンジンがこのエアタグと連動すれば、フィルタリングすることができて、ナンパOKな異性とすれ違い通信をすることが可能かもしれない。
つまり、属性分けが可能になったりします。

というように、現時点での機能ではそれほどでもないが、そこから派生するビジネスモデルの面白さに注目が集まっています。
リアルをネット化する、という逆転の発想は面白い。
進化に期待しています。

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【Yahoo! Imgae】

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