この記事はブロックされています。続きを読みたい方はログインをして下さい。会員ではない方は新規会員登録をして下さい。


ネットチラシの野望がすごい!

ネットチラシというのを知っていますか?
これは新聞の折り込みチラシをネットで閲覧できる、というサービスです。
新聞の折り込みチラシというのは地域限定的です。
新聞を取っていないとその地域のチラシ、つまり地域情報を入手することができませんよね。

新聞は取りたくないけれど、チラシは欲しい、という人はたくさんいます。
そこで、新聞を取らなくてもチラシだけを見ることが出来るサービスが登場しました。

実は、新聞社はネットチラシの可能性については知っていたのですが、これをやると新聞が売れなくなるのは当然なので、ビジネスアイデアはあってもできませんでした。

ところが、新聞を印刷する印刷会社の営業マンが、全国にある系列店のチラシをスキャナで読み取り、ネットに載せて閲覧できるようにしました。新聞社ではないのでできたわけです。
スキャナで読み取るだけなのでコストも小額で済みます。

そもそもネットチラシがなぜ求められていたかというと、現代はライフスタイルが多様化しているため、例えば、住居周辺以外の職場でも近隣の情報が欲しい、という人が多くいるためです。

都会は電車や徒歩で移動するので、各地を渡り歩きます。その時に、その地域の周辺情報が欲しいことがあるわけですが、地域情報はネットよりも遅く、そして、その地域の情報が欲しいからとって、その地域の新聞を取るわけにはいかないわけです。ここが隠れたニーズでした。

例えば、歳末売り出しの特売チラシがネットでずらっと閲覧できると非常に便利です。
価格.comなどには載っていないタイムセールに遭遇できたり、最安値で商品を購入できるチャンスがあります。

このサービスが認知されるともちろん広告目当てでとっていた新聞は、ますます売れなくなるでしょうね。
時代の流れというやつだと思います。

ネットチラシの利用者が増えれば、スーパーなどは特売チラシを新聞とネットチラシサイトに提供するようになります。
ユーザーは新聞ではなくネットで特売品を確認できることになります。

ネットチラシの野望は、ネット対応していない地域限定の商品をネットショップ化しようとしているわけです。

これってすごいことだと思いませんか?
地元のスーパーはリアルで対面販売をしていますが、多分ネット販売はしていませんよね。それがネット対応になる可能性があるわけです。

しかし、ここまできてなにかが足りないと思いませんか?
特売情報をネットで入手できても、買いに行くのは直接なのです。
チラシはあくまでも見るだけ。買うのは自分でリアルでしなればなりません。
ネットで情報を見られるなら、購入もネットでしたいと思いますよね?

しかし問題があります。それは、買い手側は送料の負担、売り手側は在庫や保管の負担、そしてネットショップの運営費などです。

例えば、今日の晩御飯を特売チラシで決めたとします。内容は鮮魚やお豆腐、牛乳といった生ものが含まれていたとします。問題がありますよね。すぐに思いつくのが、晩御飯までに納品が間に合うのか? というもの。
また特売で買っても送料分でアシがでたら意味がありませんから、送料はタダにしたいところです。

もし仮に、これができたらすごいことが起きそうな気がしませんか?

実は、イトーヨーカドーが多分やると思います。
イトーヨーカドーは先日、ネットスーパーをオープンしました。
注意しなければ単にネットショップなんだなと思うだけですが、それだけでは終わりません。

ネットスーパーイトーヨーカドー

▼ネットスーパーイトーヨーカドー

かさばる品も、チラシのお買い得品も、ご自宅から簡単注文!「うれしい!安心!便利!」をお届けする、イトーヨーカドーのネットスーパー!

構想はこうです。ネットスーパーで全国からお客を集客し、商品はセブンイレブンで受け取り・決済できるだからタダ! となるわけです。ユーザーはセブンに足を運び、リアルのセブンイレブンもまた儲かることになります。まだ対応はしていないようですが、いずれ実現すると思います。
地域のスーパーにとっては大打撃かもしれませんね。

さらに会員数が集まると、スーパーが特売を設けるのではなく、ユーザーがある一定数集まれば全国規模で大量一括購入できることになり、非常に安くなります。
ネット対応をすることで、冷蔵庫をデータベース化すれば、冷蔵庫にあるものからレシピを構築したり、今あるもののなかで作られるレシピなどの情報提供もあるでしょう。

関連記事