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インターネットビジネスの建て直し その1

インターネットビジネスの建て直しを迫られています。
インターネットビジネスというのは、常に進化するので常にクラッシュ&ビルドで建て直しをしなければならないのですが、インターネットビジネスを建て直す、という考え自体を建て直す必要が出てきたなと思います。
これまでのセオリーが通用しなくなった、ということです。

なぜかというと、インターネットの普及は利用者の想像をはるかに超えて広がっているからです。
つまり、利用者が必要とすれば、利用者の能力値を超えた期待に応えてくれます。

例えば、今日これからランチをしたいとしましょう。
GPSを利用して現在地から半径5キロ以内の飲食店を検索します。
さらに和洋中のうち和食だけに絞り、予算を800円とします。
さらにメニューの中でもユーザーレビューが高いメニューがあり、なおかつ、いますぐに2席空いているお店を選択したとします。

このようなことが可能になった今、興味あるお店を食べ歩く、という体験型学習は廃れつつあります。
わざわざ自分が体験しなくても、ユーザーレビューを読むことで体験を

スキップできてしまうからです。
体験をスキップして疑似体験ができる、ということは明らかに個人が有する能力を超えています。

極端な例を出せば、お店を100件検索し1件に絞り込む、という行為は、わざわざ100件全てを食べ歩きしたことに近い経験値がある、というわけです。
もちろん、疑似体験なので誤差はあります。しかし、瞬く間に数百件分の体験をインストールできるメリットに比べれば大した問題ではないのです。

ところが、飲食店側はどうかというと、これを受けて、ユーザーレビューが実際に提供するサービス以上の付加価値を秘めていることに気が付けば、ユーザーレビューを操作するようになります。

例えば、美味しいといっても世界一美味しいわけではないかもしれません。しかし、あるお店のランチにたまたまユーザーレビューがついて、さらにそのレビューを見た人がレビューを付けてを繰り返すうちに1000件に達したとします。

たかが数百円のランチが1000件のレビューによって、付加価値が数十倍も高められることがあります。
こうなると、実力以上の期待が上乗せされて、勝ち組はさらに勝ち組へ。負け組はずっと負け組という不均衡が生じます。

そこで飲食店店主はユーザーレビューを操作しようと試みます。

つまり、平均化を図るようになります。1位のショップと似たようなものを出したり、サクラを使って高評価のレビューを投稿し、ランキングのシャッフルを図ります。
元々本当の実力ではないので羊頭狗肉です。飲食店側はまずくても(経営努力を怠っても)外部評価が高ければ人が来るなら、大きな儲けとなります。

するとユーザーはこれを受けて、以前はユーザーレビューは信用できたけれど、最近はどうも外れが多いなぁと気が付きます。そこで、ユーザーレビューでも信用できるものと、信用できないものがあることを学習します。

役に立つユーザーレビューと役に立たないユーザーレビューはどうやって見分けるかというと、ユーザーレビューレビューによって見分けるしかありません。
ユーザーレビューレビューが注目されると、飲食店側もユーザーレビューレビューを買収することを考え付きます。

つまり、スポンサー化してアンチを取り込みに掛かります。

こういったことが繰り返されるとイタチごっこであり、マーケティングと一言にいってもあまりにも複雑な要素が絡み合い過ぎて、セオリーが通じなくなってしまうわけです。

ネットではどんな人でも知識を共有化できるので、

「先を読んでいることを読む」という一斉先読みが行われます。お互いが先読みしあって、相互に監視しているわけです。損をしたくない、という気持ちが先行し過ぎて、体験せずして机上の疑似体験に頼ってしまうわけです。
これは、邪推以外なにものでもありません。

もちろん、実際に体験していないし、みんながみんな相互監視して、真情報を待っているわけですから、解決するわけがありません。この場合、実際に体験するしかない、という結論に達します。
実際に体験すれば情報は確定します。書を捨て街に出れば解決します。

ところが、損をしたらどうなるのかというと

「誰がこの責任を取るのだ!?」ということになります。
責任をとるのは自分以外にいないのですが、それは絶対に自分ではなく他者でなければならないのです。

なぜなら、自分の意思でそもそも選択したのならば、このようなことにはなりようがないからです。
というわけで、損をさせた人(または情報源)の評価はまた1つ下がります。

情報が複雑に交錯してくると、マーケティングという一言では片付けられなくなってしまいます。
インターネットビジネスが建て直しを迫られているのは、高度に複雑化し過ぎてしまい、収集がつかなくなりつつあるからです。

なにが良くてなにが悪いのか? どこまでが自己責任なのか? 何が本当で何が嘘なのか? 商売する以前に片付けなければ問題が山積みで、売る側も買う側も余計な労力を強いられています。それで儲かるのは、情報をフィルタリングできる検索エンジンぐらいでしょう。

前置きはこれくらいにして、インターネットビジネスの建て直しをどうするか? です。ミリオンメルマガでも何度か取り上げていますが、一昔前、個人でも手軽にできるアフィリエイトは爆発的に普及しました。ところが今はアフィリエイトではなかなか儲かりません。

なぜなら、アフィリエイターが増え過ぎたためです。また、その商品がアフィリエイト経由、ということも知られてしまっています。同じ商品を買うにしても、最安値のショップで買ったり、ポイントが付くサイトを狙います。みんな利口になったわけです。

メルマガ+アフィリエイトが使えなくなって、ブログ+アフィリエイトが普及しましたが、これもいまいち成果が上がりにくいでしょう。

同じことをする人が多いためです。
いやらしいのは、あらゆる入り口に検索エンジンの影響あり、ということです。

メルマガであれ、ブログであれ、広告であれ、SNSであれ、Twiiterであれ、大小様々な検索エンジンが絡んでいます。
内容よりも、いかに検索されるか? いかに検索結果に露出するか? ここを解決しないことには、インターネットビジネスの基礎が成り立ちにくいのです。

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