ワードプレスプラグイン ShootingLogStar講座 レッスン5自らの素性を語るバカはいない

前回、情報は発信者と受信者のニーズがマッチしていれば正しくやりとりできる、ということを話しました。

売りたい人と買いたい人が同定できていれば売り込みは不要になる、ということですね。

しかし、なぜこのような単純なやりとりができないのかというと、個人情報を秘匿することで最大利益を得られる可能性があるからです。

例えば価格です。私はこの商品を100円で買うと宣言する人と、最安値であれば買うという人がいたとします。
どっちが得をするかと言えば、最安値であれば買うという人です。
価格を具体的に決めないで市場の競争原理を取り入れることで、理論的には原価ギリギリまで安く買い叩けます。
買い手側が最安値であれば買うという手をとった場合、売り手側の利益は大きく減ってしまう可能性があります。

そこで売り手側も価格を明示せず一番高く買ってくれた人に売る、というオークション制で対抗することになります。
これが繰り返された結果、相場というものが生まれます。あるいは政府が不当廉売や独占禁止法で介入することになります。

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つまり、自分の腹を割って曝け出した方が損をするということです。自らの素性を語るバカはいないのです。

これは財が有限である場合に必ず起きます。例えば結婚を商品として捉えてみると、相手の年齢や年収は財です。
結婚は一度すると離婚するまで出来ません。また年は自動的にとっていきます。時間の経過とともに財は減却されていくため有限だと言えます。
そこで、なるべくいい人と出会い結ばれるためにあれこれ策を練るのが婚活なのです。

あまり高望みをし過ぎてもダメだし、ワガママを言い過ぎてもうまくいきません。ある程度相手の要望を汲み取り、柔軟に対応していかないとうまく行かないのは知ってのとおり? です。

話は戻って、上記の理由から人はなにかしら匿名性を持っているのです。
「私はこれを絶対に買う」ということがバレると、いろんなところから売り込みが殺到するからです。
部分的に曝け出して、部分的には隠した方がうまく行くわけです。
これが情報の非対称性が進む理由でもあります。

ポイント
  • 自らの素性(個人情報)を語るバカはいない
  • 個人情報を知られることは不利であるためユーザーは匿名を好む
  • 個人情報を集めることは難しい

シューティングログスター

 

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