この記事はブロックされています。続きを読みたい方はログインをして下さい。会員ではない方は新規会員登録をして下さい。


ネットをあまり使わずに起業できるか? その2 近接広告と遠隔広告

前回はネットを半分だけ利用するネットの半利用での集客の必要性について説明しました。

完全にネットに頼られる時代は終わり、ネットだけで集客することはコストを掛けないという意味では非常に困難である、という説明をしました。

では、ネットの半利用でどうやって集客するのかですが、これは集中と収集がポイントとなります。

ネットで集客をしないのであれば、リアルで集客をすることになります。

では、リアルで集客をするにはどのような方法があるでしょうか?

いわゆる広告媒体というものをすぐに思いつくと思います。

テレビ、、新聞、折り込みチラシ、雑誌、ポスター、看板といった広告媒体が主流ですが、ミリオンハイスクールではこれらの媒体は使いません。理由は簡単で、広告費が高いことと、続けて出さないと効果が無いためです。

つまり、一般的な広告媒体を続けて出せるというのは、広告費にかなり余裕がある人がすることなのです。

事業が軌道に乗ってはじめてできることなのです。

お金が余裕がある、お金があるという前提では身も蓋も無いので、低コストで広告をする方法を考えなければ実践が難しいですよね。

では、リアルでお金があまり掛からない広告というのはなんでしょうか?

それは近接広告です。

近接広告とは、その人にダイレクトに届く広告だと思って下さい。

一方、テレビ、ラジオ、新聞、折り込みチラシ、雑誌、ポスター、看板といった広告媒体は遠隔広告と言われるもので、不特定多数の人に対して間接的に広告効果があります。

遠隔広告は広く浅く万人に告知できるのに対し近接広告は狭く深く直接告知します。

費用は遠隔広告の方が一般的には高いです。

近接広告はグーグルアドワーズ広告のように、予算を決めて特定の人にだけ広告を集中して出せるのでコストを調整できるのがメリットです。

もうお分かりの通り、個人で起業するならコストがコントロールできる近接広告が有利だと思われると思いますが、1つ欠点があります。

それはなにかというと「誰に? どうやって?」という手段です。

遠隔広告は広告媒体という媒体が既に存在しているので、視聴率なり閲覧率、配布部数といった情報が存在します。

既に「誰に?どうやって?」という手段が確立しています。

確立しているからこそ、広告媒体としての価値があるのです。

ところが、近接広告は「誰に? どうやって?」という手段が決まっていません。

近接広告には、電話、、DM、FAX、ポスティングといった方法がありますが、何らかの個人情報がない限りは近接できないのです。

つまり、直接誰かに広告を届けるためには、その誰かが「どこに?」にいるかを知る必要と、さらに「いつ? どうやって?」という接触手段が必要になるわけです。
つまり、遠隔広告はこれらの問題を解決して、パッケージにした広告サービスなのです。
つまり、近接広告はこれらの問題を自分で解決することでコストをコントロールすることができる広告手段なのです。

では、近接広告をするには何が大事かというと、まずは「誰に?」という個人情報をお金を掛けずに集めることです。

先に答えを書いておくと、近接広告の手段として有効なのは「DM(ダイレクトメール)」です。

近接広告にもレベルがあります。広告主と閲覧者との親密度や友好度によって変わってきます。例えば、電話アポイントの場合、既存顧客と新規見込み客とではやり方が異なります。

既存顧客は既に商品やサービスを利用して頂いたお客なので、電話での連絡は好感がもてます。

親密度や友好度が高いのにハガキで連絡してくると、婉曲過ぎて嫌われる可能性があります。

しかし、まだ利用していない初めてのお客に対していきなり電話をしてきても迷惑がられるだけです。

親密度や友好度に応じてタッチの差が必要になってきます。
ソフトタッチなのかハードタッチなのか? タッチを変える必要が出てきます。

起業した当初は見込み客の個人情報はおろか、既存顧客もいないでしょう。

この状態でハードタッチの営業や広告をしても迷惑がられるだけです。

ハードタッチはモノを売ってからか、見込み客がサポートを必要としている時に必要になります。
ではなぜ「DM」が有効なのか?

それは個人情報さえあれば、ダイレクトに届けることができ、情報の質と量の調節ができるからです。

コストで行くとFAXが一番安くて、次にハガキとなりますが、FAXはFAX導入を前提としているし担当者にダイレクトに伝わるかは不明です。

またハガキは安いですが情報量が限定されます。

何度も広告をすることができればどんな広告手段であっても効果は集積されて行くと思うのですが、毎回毎回広告を届けるのは嫌われます。

ハードタッチとなります。くすぐりも度が過ぎれば苦痛になるわけです。

広告というのは消費意識をくすぐるものだし、僅かとは言え相手に読了の時間を拝借します。興味がなければゴミにもなるしエコではありません。

こういったことから広告というのは、基本的には相手を傷つける行為だと覚悟する必要があります。

広告は効果が高いほど、相手をなにかしら傷つけてしまうものです。
近接広告は近接して広告する以上、ダイレクトに相手を傷つけてしまうという特徴があることを覚えておきましょう。

さて、ここで大事なことは近接広告は何度も出すわけには行かないということです。

一度、親密度が高まってしまえば、友達をからかっても怒られないように再度出すこともできると思いますが、不特定多数の人に対して、同じ手を何度も使えないということです。

やってもいいですが2ちゃんねるあたりに書かれて悪い噂として広まる可能性があります。つまり、近接広告で必要なことは絞込みをすることです。的を集中させるということです。

的を集中させるということはどういうことかというと、広告を使って客を仕分けするということです。
極端な話、1000通のDMを出しても1000人の見込み客ができるわけではありません。せいぜい数人です。10人くらいだとしましょう。

ということは990人は広告を出す必要はなかった被害者ということになります。逆に言えば、990人を仕分けして間引きするための広告だったということです。

広告とは興味がある人を拾うのではなく興味がない人を振るい落とすことなのです。

とはいえ、いきなり本命の10人を見つけ出すことは不可能なので、初回はやはり広告を撒き餌のように拡散する必要があります。

直感に反すると思いますが、本命を見つけるには、本命に着目するのではなく、本命ではなかった残りの990人に着目する必要があります。

関連記事