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ネットをあまり使わずに起業できるか? その5 DMアンケートでリターンを得る

前回はDMを出すにあたり二者択一の売り込みは避けて、反応と情報収集に徹することが近道だという話をしました。

DMで相手からの反応と個人情報を得るにはアンケートが効果的です。

ではそのアンケートをどうやって回収するか?
普通に考えて見ず知らずの人からアンケートに答えて欲しいというDMがきたら人はどのように考えるでしょうか?

大抵はまず怪しいと思い、そして仮に怪しくないことが分かったとしても面倒臭いと考えて協力してくれないでしょう。

普通にお願いしたらアンケートの回収率は低いことが予想されます。
そこで解決策として、アンケートを回収するために問題を2つに分割します。

1つは、アンケートに協力したくなる、しなければならないと思わせること。
1つは、アンケートに回答する手間を極力省かせること。

問題をハード面とソフト面に分割するわけです。

アンケートに協力させるためには気持ちというソフト面をなんとかしなければならないし、アンケートに回答するという煩わしさはハード面をなんとかしなければなりません。
ではソフト面のアンケートに協力させるためにはどうすればいいか?

これも問題を4つに分割します。

1つは、正当で安全であり、個人情報の漏洩は無いことを約束すること1つは、非常に簡単な作業で終わること

1つは、アンケートに社会的な意味性があること

1つは、アンケート結果を返送すること
「正当で安全であり、個人情報の漏洩は無いことを約束すること」というのは何かあったら責任は全てとります、ということです。

悪用はしない、もし悪用したら責任を取ります、という宣言であり、ハードルをあえて高くすることで信頼を勝ち取る効果があります。
「非常に簡単な作業で終わること」というのは、アンケートの量であって、例えば質問項目が100もあったら答える気も起きないよね。

アンケートは単に反応を得ればいいだけなので、項目は1つか2つでも十分です。

反応がありさえすれば続きはまたあとでいいわけです。

アンケートの質も高過ぎて答えるのが困難なのは向いていないので、答えやすいものにします。

「アンケートに社会的な意味性があること」というのは、アンケートに答えることが送り主側だけの利益になるのではなく、社会全体をよくすることに繋がることをアピールすることです。

見ず知らずの他人のために苦労するのはバカバカしいですが、自分が属している社会のために行動するのは気持ちの良いものです。

回答者の気持ちを一段階レベルを上げてやることで、苦労を昇華させます。

「アンケート結果を返送すること」というのは、行為に対しての代償を補償することです。自分がした行為がなにかしらの形となって返ってくることが保障されている時、それは小さくても報酬と成り得ます。

逆にお金や物品などの賞品を付けてしまうと、回答者の自主性を殺ぐことになるので要注意です。
さて、この中でもっとも重要で難易度の高いものがあります。

それはなにかというと「どんなアンケートを採るか?」のはずです。

そもそもが反応率を上げるためのアンケートなので、どんな立場でどんなアンケートをするかがポイントですよね。
既に構想がある人はいいのですが、どうしても思い付かない人にはオススメがあります。

それはアンケートのアンケートを採ることです。
立場は○○研究会や、○○調査会という任意団体(構成員は一人でもOK)で「○○について調査しています。

しかし、○○を調査するにあたりどのよう なアンケートが適切か分かりません。

アンケートの仕方によって回答に偏りが生じることが分かっております。

そこで、いっそアンケートについてはアンケートをご協力いただく一般の方々の意見を聞いた方が早くて正確だと考え、アンケートのアンケートを実施しております」という前置きをします。
アンケートのアンケートについては、自分が売りたい商品に絡めます。

例えば、経理関係の会社を立ち上げて、個人事業主に対して経理についての意識について調査をし、ゆくゆくはコンサル業を考えている場合。

私達は新潟県経理意識改善協会です。
個人事業主の方々の経理意識について調査をしております。

しかし、経理意識を調査するにあたりどのようなアンケートが適切か分かり ません。アンケートの仕方によって回答に偏りが生じることが分かっており ます。

そこで、いっそアンケートについてはアンケートをご協力いただく個人事業主の方々の意見を聞いた方が早くて正確だと考えアンケートのアンケートを実施しております。

※長文・短文などは構いません。

回答できる質問にだけ回答頂いて結構です。
※(個人情報については個人情報保護法に基づいて厳重に管理することをお約束致します)

ご協力感謝致します。

質問1.確定申告を知っていますか?

はい いいえ

質問2.確定申告に悩む個人事業主の方が検索エンジンで検索するキーワードはなんだと思いますか?

質問3.個人事業主の確定申告の作業軽減化を目指した団体があります。

どのような質問をすれば個人事業主の悩みを正確に捉えられると思われますか?

質問4.このような調査について社会的な意義があると思われますか?

はい いいえ

※アンケート結果の集計を希望する

はい いいえ

単に反応を得るだけなので、それぞれ難易度の違う質問を用意します。

質問1は「はい」か「いいえ」のみで最も単純です。誰でも回答できます。

質問2は質問3が思い付かない人のためのダミーです。

質問3が最も知りたい情報なのですが、難易度が高いため回答しにくい可能性があります。質問4もダミーで、DMを送って欲しくない人を篩い分けるためのフラグとなります。

ここで「いいえ」と答えた人にはDM発送を中止します。

送っても無駄なのでDM発送料の節約となります。
次善の策として、ダミーの質問を別に用意して、最低限アンケートの回答と返信だけはしてもらうようにします。

もちろん質問2で得た回答を元に、より突っ込んだアンケートを採ります。

これで、アンケート結果の集計と称して二度目のDM発信が可能となり、さらに商品やサービスの開発・改善の経験値となります。
これで大枠ができたと思います。

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