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ネットをあまり使わずに起業できるか? その6 アンケートに回答する手間を極力省かせる

前回はアンケートの内容とアンケートに答えさせるにはどうすればいいかを説明しました。今回は、アンケートに回答する手間を極力省かせる方法について説明します。

アンケートができたとします。

次に問題になるのが

・DMの開封率を上げる方法
・アンケートの回収率を上げる方法
・DMを出すための顧客リストを得る方法

だと思います。

今回は回収率を上げる方法について説明します。

回収率を上げるには、手間を省かせる必要があります。

アンケートについてはアンケート内容ややり方を変えることはできませんが、回収方法と回答方法については工夫することができます。

回収方法と回答方法は、性別や世代、職種によって傾向があると思います。

例えば、若い人であればQRコードから携帯でアクセスしてメールフォームから回答するなら比較的楽だと考える人もいるでしょう。お年寄りであれば返信用封筒に代金後納郵便で回答させる手段が有効かもしれません。

また中高年であればFAXでの回答方法が有効かもしれません。

業種によってはアナログかハイテクかによっても変わるでしょう。

IT系の業種に出すならホームページを作り、メールフォームで回答してもらうのが効果的かもしれません。

農業系に出すなら高齢者が多いでしょうから出歩くことが困難と考えて、電話やFAXが効果的かもしれません。

手間というのはその人によって大きく異なります。

ある人にとっては面倒なことでも、ある人にとっては楽ということもあります。

結局、なにがその人にとって楽なのかは分からないので、アンケートの回収方法、そして回答方法については複数用意して、できるだけ可能性を高くしておくことがベストです。

■リアル系

・電話
・FAX
・返信用葉書
・料金後納郵便
・返信用封筒

■ネット系

・メールフォーム
・URL直接入力
・QRコード
・ネット検索

リアル系のアンケートの回収方法については大体想像がつくと思います。

基本的には紙ベースなのでワープロソフトでアンケート項目と解答欄を作ればいいですよね。

アンケート用紙を同梱しておけば、あとはそれをどうやって相手に送り返すか? ということになります。

ネット系については「回答するまで」と「回答作業」の二種類に分けられます。

リアル系とは反対に、回答作業はデジタルなので楽なのですが、回答するまでの作業が面倒になります。

まずネット環境があることと、その回答ページ(URL)まで誘導する手段の提供がネックとなってきます。

回答ページはURLなのですが、そのURLはDMなので紙に書いてあることになります。

つまり、紙に書いてあるURLを携帯なりパソコンなりを使って入力しなければならないのです。これって結構面倒ですよね。

携帯にはQRコードというものがあります。パソコンの場合は検索エンジンを使うのがベターです。

検索エンジンで「○○○で検索してください」とすれば、大抵の人は検索エンジンはブックマークしているので、そこからキーワードを入力して、自分の意図するページに誘導することが可能になります。

回答ページについしてはメールフォームを作ればいいことになります。

これはプログラムですが無料でレンタルすることもできるし、知識があれば自分で設置することもできます。

技術的にネット系の方がつまづきやすいと思いますが、今回ネット系の説明をしていると膨大な量になってしまうので、また改めてすることにします。

とにかく、ここで大事なことはアンケートの回収方法、そして回答方法については複数用意して、できるだけ可能性を高くしておくことがベストだということです。

他にも注意点が2つあります。

1つはアンケート結果の分類と、1つは個人情報の省略です。

説明すると、前者のアンケート結果の分類は、実際に好意的な人がいてアンケートに回答してくれたとします。

すると、今度はその回答の分類作業をしなければなりません。

もしアンケートを変えて何種類かのパターンを作っていると、どのアンケート結果がどのパターンなのかが分からなくなり混乱する可能性があります。

そこで、広告コードを入れておきます。

広告コードというのは、広告の背番号に相当するものです。

DM発送時に広告コードを決めておき、アンケート用紙に広告コードを埋め込んで起きます。

すると、どの回答がどの広告から発せられたか特定できます。

よく雑誌の裏面広告に広告コードがありますよね?

あれは電話などで注文をすると、オペレーターが尋ねます。

広告コードを答えると、オペレーターはどの広告からお客が問い合わせをしているのかが分かるので、お客が何を見て電話をしているかを詳しく説明できなくてもよくなるのです。

広告コードは区別できればなんでも構いません。

1234でもいいし、日付を使って20120601のようにしてもいいでしょう。

ただパターンが多くなると適当なコードだと管理し辛くなるので、IDと日付とバージョンに分けて生成すると便利です。

例えば、DMパターンが三種類あったらA、B、CとIDを決めます。

いつ発送したかを知るために日付をコード化します。

120601であれば、2012年6月1日発送という意味になります。

バージョンというのは派生系を意味するので、毎回発送する度に文章を変えていたらバージョンが異なるので、発送する度に01、02などと順位付けをしておきます。

これを組み合わせると、 A12060101 のような広告コードが作ることが出来ます。

もちろんもっと細かい情報をコードに埋め込むこともできますが、長くなると今度は相手が間違う可能性が出てくるので、適当な長さにしておいたほうがいいでしょう。

あと大事なのは、記号は使わないことです。

区切りに「-」を使いたいところですが、高齢者は記号を口頭で説明したり入力する、ということが苦手です。

それから単純過ぎて相手に予測されやすいものは避けた方がいいでしょう。

勝手に広告コードを作られて問題になる可能性もあります。

自分は分かるが相手は分からない、というのが望ましいです。

次に後者の個人情報の省略ですが、アンケートに協力はしたいけれど、個人情報を晒したくない、という人は結構います。

あるいは個人情報の入力が非常に面倒だという人がいます。

できれば個人情報の記入を省略できたほうがアンケートの回答が増えるばかりではなく、本音が聞けることになります。

しかし、アンケート結果はあとで分類しなければならないので、個人情報は省略できるけれど、なにかしらの方法で特定できなければなりませんよね。

そこで、解決策としては個人情報の紐付けと記号化をします。

要するに最初にDMを送る前に、個人情報リストを作っておきます。

そのリストには番号などを付けておきます。整理番号のようなものです。

例えば、1番なら鈴木さん、というように、記号と個人情報を紐付けしておきます。

つまり、回答者にとってみれば、アンケート用紙に1と書いてあるか、自分で入力するだけでよくなります。

リアル系の回答ではアンケート用紙に記載しておけばいいし、ネット系の回答では入力してもらえばいいのです。

これで表向きは個人情報を記入していないことになります。

最後に大事なことは、回答期限を設けることです。

いついつまでに回答をお願いします、と決めておかないと、稀に半年後とか1年後に反応があるかもしれません。

同じことをずっとしているのならばいいのですが、そうではない場合はせっかく協力してもらっても意味がありませんよね。

プレゼントや結果を送付する約束をしていたのなら、大変なことになるかもしれません。季節モノであればいまさらということになります。

期限を決めておくだけで、驚くほど回収率がアップします。

大体二週間を目処に期限を決めておくといいと思います。

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