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エロとステルスマーケティングの関係性 前編

前回に引き続き、個人でアフィリエイトをしても儲からない理由はなにか?
理由は、アフィリエイトの成果報酬の少なさと個人のコンテンツ制作能力の低さにあります。

例えば、アマゾンや楽天のアフィリエイトプログラムは売上の1%です。
100円なら1円という意味です。
逆に言うとこれは売上げの99%を放棄する、という意味です。

例えば、小売で五掛けで商品を売るという場合、500円で仕入れて1000円で売るという意味です。
もし、900円で仕入れて1000円で売れば儲けはたった100円です。
アフィリエイトは在庫のリスクはないといえ、990円で仕入れて1000円で売るようなものなので、儲けが非常に小さいのです。

遊びでやるにはいいのですが、本格的に稼ぐには相当数売らないと報酬が得られないのです。
報酬が得られないということは、営業広告費もかけにくいということです。
そこで、アフィリエイターの多くは、営業広告費を浮かせるためにコンテンツを「借りて」きます。

例えば、Youtubeの動画やニュースサイトのリンクです。
コンテンツを自分で作ると赤字なので、他から借りてくるわけです。
アフィリエイトで稼いでいる人は、独自のコンテンツを持っているか、借りてくるコンテンツが他の人が見逃しているような珍しいものを紹介して営業広告費を浮かし、アクセス数を増やしています。

ここから話が少し変わるのですが、コンテンツを借りてくる、ということはコンテンツの信用を担保しない、ということでもあります。
これはテレビ番組の制作にも言えることで、スポンサーが減って製作費が少なくなると、質の良いコンテンツが作られなくなります。

特に東日本大震災以降の報道姿勢はひどいもので、スポンサーを擁護と偏向報道のオンパレードでした。
中立の立場で報道しなければならないにもかかわらず、スポンサーの権益を守るために過小報道をしたり、事実を捻じ曲げて報道する、ということが多々ありました。

ついには韓流の偏向報道でフジテレビのデモまで起きています。
また、報道という行為自体が風評被害を生み連鎖してしまう、というメディアの問題点も浮上しました。

メディアがメディアとしての役割を担えないほど、逼迫しているわけです。
その大きな理由が、スポンサーからの広告費の減収です。
メディアはお金をいっぱい出してくれるスポンサーになびきやすく、どうしても贔屓してしまうのです。それが偏向報道へと繋がっています。

スポンサーとしても、広告費をまんべんなくテレビ局に提供することで何か問題が起きても、報道に規制をかけられるという狙いがあります。
逆に言えば、スポンサーにならないとどんなことを報道されるか分からないという怖さがあります。

上場企業であればちょっとした報道が株価の下落を招き、時価総額で大きな損失となってしまいます。広告は企業の株価を守る盾でもあるのです。

つまり、究極のアフィリエイトの仕組みがテレビだとしても、その仕組みには限界がある、ということです。
テレビ自体は無料なので、そこから直接お金を生み出しません。

スポンサーなしで番組コンテンツ自体を販売する、ということも行われていますが、毎回の製作費をペイして黒字にするには相当数販売しなければなりません。
そうすると、テレビショッピングのようなコンテンツになってしまい、視聴率はどんどん下がってしまいます。

なんとかうまく大金を出してくれるスポンサーを掴みつつ、偏向報道と指摘されない程度に番組コンテンツを作っていかなければなりません。
そこで最近注目されているのが、ステルスマーケティングです。

ステルスというのは隠されたという意味があります。
一見してマーケティングとは気が付かないマーケティングという意味です。
ネットでもマスメディアでもステルスマーケティングが盛んに行われています。

マスメディアで多いのは前述した番宣です。
ネットでのステルスマーケティングは巧妙かつ悪質で、最近問題になっています。

例えば、グルメ関係のレビューサイトがあるとします。
もしこのレビューサイトで、ある店舗の評価を高く評価したらどうなるでしょうか?
また、ライバル店の評価をわざと低くしたらどうなるでしょうか?
レビューが一件程度なら誤差の範囲でしょうが、もし異なるプロバイダ経由で多数の端末から大人数を装って書き込まれたらどうでしょうか?
仕込みとは気が付きません。
気が付かないということは、それが世間の評価ということになります。

こういったプロモーションが最近よく行われているのです。
ツイッターで大多数を装って特定のキーワードをつぶやく、映画レビューサイトで公開前の評価を改竄する、アマゾンのレビューを改竄する、スマートフォンのアプリストアでレビューを改竄する、といったことが行われています。

話題になったものはテレビが取り上げて既成事実とします。
これはマッチポンプです。
ステルスマーケティングを行う会社も出てきています。

他にはグーグルメールでは送ったメールの内容を解析して、メッセージに即した広告が表示されたり、最新の自動販売機にはカメラがついていて、購入した人の顔写真を撮影してその商品の購入者層の分析に利用されていたりします。

テレビの視聴率が低くなった頃から、広告費がもっと効果のある広告手法に流れているのです。
それがステルスマーケティングなのです。

ステルスマーケティングはまだ成長過程なので、粗が目立ちます。
例えば、高評価をつけているユーザーのほとんどが新規アカウントで、他になんの評価もつけていないという不自然さがあったりします。
今後、どんどん洗練されていき、ちょっと見ではステルスマーケティングだと見分けがつかなくなると思います。

ここで勘がいい人は気が付くと思うのですが、ステルスマーケティングには元ネタがあるのです。
それはなにかというと、アダルト系です。
アダルトコンテンツはインターネットの普及とほぼ同時だったと言われるくらい親和性の高いもので、今も人気があります。

インターネット黎明期にはアダルトコンテンツ見たさで、わけもわからずパソコンもないのにWindows95を買うお父さんがいたくらいです。
インターネットは、すべてはアダルトからはじまったと言っても過言ではないのです。

ステルスマーケティングの元祖はアダルト系サイトのマーケティングなのです(笑)。
アダルト系サイトのマーケティングがなぜ一般的に普及したのかというと、アダルト系コンテンツの飽和にあります。

動画が普及して、無修正も当たり前になった今、エロ雑誌をスキャンした程度のコンテンツに需要はなくなったのです。
検索エンジンのアダルトコンテンツの締め出しもありました。

そして、食えなくなったアダルト系のコンテンツ会社やマーケティング
会社が、一般ユーザーの取り込みに走ったというのが背景です。
ネットの流行はアダルトからはじまり、徐々に一般化していく傾向にあります。
P2Pの技術やクラウド技術もやっぱり「エロが見たい」が原点です。

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