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ロリポップサーバーからwpXサーバーに引っ越しするコツ&ムームードメインとバリュードメインのDNS切り替える方法 前編

同時アクセス数が増えてロリポップサーバーが激重となり、ワードプレスの管理画面にも入れなくなる日がきたので、ついにwpXサーバーに引っ越ししました。一日のユニークユーザー数が3000人を超えた日を境に帯域に制限をかけられ、激重な日々が続くことになります。安いので仕方ないですね。旅立つ時がきたわけです。

wpXサーバーはワードプレスに特化したエックスサーバーの別サービスで、制限はあるけれど安くて爆速、という謳い文句だったので借りてみることにしました。
結果的に言えばやはり全然速いですね。まだ一週間経ってないので、いつまでこの速さが続くのかは未知数です。

ネットで評価を知らべるとwpXサーバーのアフィリエイトバナーを貼り付けたサイトばかりが良いことばかりを喧伝(ステマ)しているので、実際のところどうなの? ということでレビューというか引っ越しのコツを書いておきます。

ロリポップからwpXサーバーへの引っ越しは投稿記事数が多かったり、特殊なカスタマイズをしていると非常に厄介です。
wpXサーバーは独自の技術でワードプレスをチューニングしているので、一般的なphp.ini(PHPの挙動を制御するコンフィグファイル)の設定ではありません。なので思わぬ箇所が動作しない、なんてこともあります。
それでも解決策はあるのでアクセス数を増やしたいけど、サーバースペックが貧弱という場合は、乗り換えを検討してみるのもいいかも。

では引っ越しの手順なのですが、引越し元のロリポップでは以下のことをします。細かい説明もあとでします。

[note]1.不要な投稿を削除する
2.プラグインを全て外す
3.wp-contentsフォルダのデータをFTPで全てバックアップする
4.ルートフォルダの.htaccessもバックアップをとる
5.ルートフォルダのwp-config.phpもバックアップをとる
6.データベース(phpMyAdmin)でデータベーステーブルのバックアップをとる
7.引越し元(ロリポップ)のサーバーパスをメモしておく
8.SQLファイルを書き換える[/note]

以上が引越し元での手順です。
ひとつひとつ説明していきます。

「1.不要な投稿を削除する」はwpXサーバーにデータベースを移植する際、データベースファイルが肥大しているとアップロードに失敗する可能性があるため、なるべく小さくしておきます。ゴミ箱を空にしたり、下書きを削除しておきます。投稿のリビジョンやデータベースのオーバーヘッドを最適化するプラグインもあるので利用すると便利です。

WP-Optimize……投稿のリビジョンやスパムコメント、ゴミ箱を空にしてデータベースの最適化一度にやってくれます。
Clean Options……プラグインをアンインストールした時に残ってしまったデータを探して削除できます

投稿数が1000にもみたない場合は余裕なのでこの手順はスキップしても構いません。

「2.プラグインを全て外す」はプラグインによってはwpX上で動かないものも出てきます。プラグインが有効になったままデータベースを移植すると最悪ワードプレスのダッシュボードに入れなくなります。プラグインは無効にしておき、ひとつひとつ有効にしてwpX上で動くかを確認します。

「3.wp-contentsフォルダのデータをFTPで全てバックアップする」のはハッキリ言って面倒です。プラグインが多いと数千とファイル数があるためFTP転送がよく止まります。止まらなければこの手順はスキップしても構いません。大量のファイルを安定してダウンロード/アップロードを行うには、レジューム機能のついたFTPソフトを使うしかありません。
Windowsでは「FileZilla」という無料ソフトがあるので紹介します。その他、Adobe DreamWeaverがあればこっちもレジューム機能が付いているので利用してみてください。

▼FTPクライアントが大量の転送で止まってしまうのでFileZillaに変更

FTPクライアントが大量の転送で止まってしまうのでFileZillaに変更

▼FileZilla – The free FTP solution(FileZilla公式サイト)

FileZilla - The free FTP solution for both client and server. Filezilla is open source sof

「4.ルートフォルダの.htaccessもバックアップをとる」はバックアップだけしておいて、wpXサーバーには直接アップロードしないで下さい
。以下の部分だけが最低限必要ですが、設定の追加で増えたりします。

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>
# END WordPress

「5.ルートフォルダのwp-config.phpもバックアップをとる」もバックアップだけしておいて、wpXサーバーには直接アップロードしないで下さい。「wp-config.php」はワードプレスの環境ファイルです。元のサーバーの設定では動いていたけれど新サーバーでは動かない場合、設定の違いが原因ということもあります。サポートを受ける上でもバックアップだけしておきます。

「6.データベース(phpMyAdmin)でデータベーステーブルのバックアップをとる」のが結構面倒です。
ロリポップではデータベースの操作にphpMyAdminという管理ツールが提供されています。この管理ツールを使ってデータベースのバックアップをとります。バックアップといってもSQL言語という記法で書かれたテキストファイルです。

phpMyAdminにログインをします。

データベースの合計サイズを確認して40MB以下なら楽勝かも? 40MB以上だとデータベースのテーブルを分割してダウンロードする必要があります。wpXもデータベースのアップロードファイルサイズの上限が40MB前後なので大きすぎるとそのままインポートすることができません。

で、テーブルの中で容量が大きいテーブルはおそらく以下の2つです。

[note]wp_posts
wp_postmeta[/note]

この2つは投稿記事と投稿記事に付随するカスタムフィールドが含まれているので肥大しやすいです。
なので、wpXにインポートする時にはこの2つを別々にアップロードした方が成功しやすいです。
つまり、エクスポートでは全てのテーブルを選択するのではなく、容量の大きい「wp_posts」「wp_postmeta」「それ以外」といった分割方式でダウンロードします。

ロリポップにログインしてWEBツールからデータベースをクリック
ロリポップにログインしてWEBツールからデータベースをクリック
phpMyAdminを開く
phpMyAdminを開く
phpMyAdminにログインする
phpMyAdminにログインする
テーブルを選択する
テーブルを選択する
画面下の使用容量の合計を確認する
画面下の使用容量の合計を確認する
エクスポートをクリックする
エクスポートをクリックする
詳細をチェックし圧縮にZIPを選択する
詳細をチェックし圧縮にZIPを選択する
テーブルの容量が大きい場合は個別にダウンロードする
例外として、テーブルの容量が大きい場合は個別にダウンロードする
DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT コマンドの追加をチェックする
DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT コマンドの追加をチェックする
実行するボタンをクリックしてファイルをダウンロードする
実行するボタンをクリックしてファイルをダウンロードする

「7.引越し元(ロリポップ)のサーバーパスをメモしておく」

ロリポップのサーバーパスをあとで書き換える必要があるので調べます。
で、このサーバーパスは見かけと異なります。確実な方法としては以下のPHPファイルを「path.php」という名前で保存して、ロリポップのルートフォルダにアップロードすることです。

<?php
echo __FILE__;
?>

ブラウザで「ドメイン + path.php」でアクセスするとサーバーの絶対パスが表示されます。
これをメモしておきます。

「7.SQLファイルを書き換える」

エクスポートしたデータベースのSQLファイルは解凍ファイルで解凍します。ここからが難儀です。
データベースのテーブルには名前が付いているのですが、ロリポップでは複数のワードプレスをインストールしたり、何度かインストールをしているとテーブル名に連番がつきます。
初回では「wp_」なのですが二回目三回目とインストールしていると「wp2_」とか「wp3_」という名前になります。因みに「wp_」というのは接頭辞と呼ばれています。

wpXではテーブル名が「wp_」しか使えないので、これをテキストエディタで置き換えする必要が出てきます。
もちろんワードプレスを一つだけ一回きりしかインストールしていない場合は「wp_」のままなので置き換えは不要です。
さて、おそらく何万行もあるSQLファイルを開けるエディタというのは中々ありません。メモ帳では無理です。

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