ホームページの制作会社を見極める方法

  • ホームページの制作会社を見極める方法

販路拡大、業務短縮のためにネットを利用する機会が増え続けています。
一昔前はホームページを持っている企業が珍しい時代がありましたが、今や個人でも当たり前のように持っています。

もしあなたがホームページを作りたいとしてプロに頼むとしたら、どの制作会社に頼めばいいのでしょうか?
ホームページ制作会社は数多くあり、自分に最適な制作会社を見極めるのはプロといえど困難です。
では、どうすれば見極められるのでしょうか?

■ホームページ制作会社はデザイン力で選ぶべからず

制作会社の見極めとしてよくある間違いは、ホームページ制作会社=デザイン力=カッコイイデザイン実績 というものです。結果としてデザインで選ぶことになるとしても、その前に抑えておくべきものがあります。それは何かというと企画です。

ホームページを制作する背景や目的といったものを企画としてまとめて置く必要があります。

なぜなら、ホームページ制作を外部に委託するということは、自分がノータッチになる可能性が高いからです。一体何をしたいのか? どうすればその目的を達成できるのか? という文脈を整理せず、制作会社に委託してしまうと、相手のペースに乗せられてしまい、最悪の場合不必要な制作料を請求される可能性があります。

素人の場合、安易に「そうだ! ホームページを作ればなんとかなるかもしれない!」というレベルで、その先は深く考えていないことがほとんどなのです。ホームページ制作会社はデザイン力で選ぶと必ず失敗します。

■ホームページ制作会社は企画力で選ぶべし

ではどうすればいいかというと、ホームページ制作会社は企画力で選んで下さい。

制作会社は大きく分けると3つに分類されます。

デザイン系、システム系、マーケティング系です。

例えば、ウェブショップを立ち上げて月商100万円を目指したいとします。この場合、デザインだけに拘っても月商は増えません。またシステムだけに拘ってもサイトの集客を考えなければ、やはり月商は増えません。

例えば、レストランを建てる時に、建築設計士と大工さんなどにお願いすると思います。彼らはお店の売上が伸び悩んだとしても、責任は負わないし関与をしません。ホームページも同じ事で、構築することと運営することは全く別問題なのです。

要するに目的を達成するためには様々な方法があり、その方法も予算に応じて様々なのです。そして、制作会社には必ず得手不得手があるということです。

制作会社の能力に合わせてホームページを作るなんていうのは最悪です。

しかし、残念ながら素人にはそれらを見極めることは難しいですし、実際頼んでみないと分からないことも多いのです。

■見積りは企画書を元に複数社に打診するべし

ではどうすればいいかというと、二段階のツーステップで考えます。いきなり、こういったものを作りたいのでお願いします、というのは避けて下さい。
見積りの前に企画立案について見積りします。漠然としたことでもいいので、「自分がどうしたいのか?」についてまとめてもらって下さい。

企画書を作ってもらうのです。

・見積りの打診は地元で昔からやっている会社

・検索してトップに出てくる会社

・自分が直感でいいなと思った会社

の三社にお願いします。

企画書制作にお金が掛かるとかもしれませんが、各社一週間以内に1万~3万以内で作ってもらいます。紙以外に必ずデータももらって下さい。

ここにお金を掛けておくことが、何十万も掛けて作ったものを無駄にしない転ばぬ先の杖となります。

企画書には最低限、

・制作目的(そもそも目的はなにか?)

・計画(いつまでに?)

・方法(どのような方法で目的を達成できるか?)

・見積り(各方法の費用)

を含めてもらって下さい。

企画書が出来上がると、自分が何をしたいのか? 何をするべきなのかが見えてくるはずです。企画が明確になると、ようやくホームページ制作会社と対等に話し合える武器が完成します。

大事なのは、ホームページ制作では企画立案をした会社に必ずしも頼む必要はない、ということです。

デザインはA社、システムはB社、マーケティングはC社と分けることができます。企画を元に、それぞれ必要な要件が出てくると思うので、企画書と一緒に制作会社に制作の依頼を打診します。

見積りを依頼されたホームページ制作会社は、企画が明確であれば正確な見積りを出しやすくなります。また、技術的あるいは予算的に無理であれば、断ってきます。

一社に任せてしまうと、必ずムラができるので企画書を元に仕事の割り振りをしましょう。例えば、デザイン部分については、デザインが得意そうな会社に見積りを任せればいいし、システム部分はシステム会社にお願いすることができます。

こうすれば、リスク分散とコスト対比が可能になります。

一番の問題は、あなたの考えが間違っている場合です。あなたが間違うと、制作会社は最高の技術で間違いを増幅します。

まずは企画書を作って、それを元に複数社に打診するようにしましょう。

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