世界経済崩壊の序曲か? アメリカの銀行破綻が止まらない

アメリカの問題を抱えた金融機関はリーマンショック以降、急激に増加し2008年12月までは252行であった問題銀行が、たった1年後の2009年12月には一気に702行まで増えたという。
その後の数は鈍化しているが、少なくとも減少はしていない。
その間、破綻件数が増加し続けているのだ。

破綻銀行は、

2009年の2月までの破綻数 16行
2010年の2月までの破綻数 22行

となっており、今年も昨年を上回るペースで破綻が増えるだろうと言われている。

日本では銀行が破綻するということは、滅多にないし、破綻すれば大きなニュースになるよね。それがアメリカでは珍しいことでないばかりか加速しているのだから驚きだ。

これらの破綻原因は、商業向け不動産融資の焦げ付きだと言われている。
リーマンショック以降、米国政府が投入した公的資金や資産買い取り額は、10兆ドルを軽く超えている。

だから実体経済は何ひとつ改善していない。むしろ悪化の一途である。
今月3月には、大きな金融機関や上場企業が破綻することになるだろうと言われている。

アメリカでは金融危機のニュースが飛び交っているし、欧州では金融恐慌の第2幕が開こうとしている。
日本では全然話題にならないばかりか大相撲の八百長だとかどうでもいいニュースが流れている。事態はかなり深刻であることをマスコミは不思議なほど静観しているのは謎だよね。

さて、問題は日本がどのような影響を受けるかだよね?
ヨーロッパと経済の中心アメリカが金融恐慌に陥ると、急成長をしている
中国のバブル経済が破綻する。そして、いままで軍事力で抑えてきた中東が勢力を拡大するおそれがある。

中東情勢が原油価格に影響を及ぼすことが知られているように、世界中で原油価格が高騰することになる。
日本は資源が無い国だから、そのほとんどを外国から調達しなければならない。経済の黒い血液である石油価格が高騰すれば、輸送費も上昇する。

結果、電気代から小麦、砂糖などの食品全般の価格が上昇することになる。

日本は経済の建て直しができていない。民主党と自民党で足の引っ張りあいに一生懸命で誰も日本の将来について真面目に語ろうとしていない。
子供手当てとかマニュフェストとか言ってる場合じゃなくなっている。
当分は経済の建て直しは期待できないだろう。

民主党が何かを決めても、自民党が参議院で否決して終わりである。
この状態で金融恐慌が発生すると、輸入と輸出に頼る日本の経済は暗い。
日本の国債は強いとは言われているけれど、限度がある。
みんながみんな農民で自給自足できるわけではないのだ。

この間ニュースで就活帰りの若者がバスを横転させて自殺を図ろうとしたけれど、塾長はこれはなにかの前兆ではないかと思う。
パイが小さくなっていて、これから社会に参入する若者と、定年を迎える老年が弾き出されている。社会的弱者からまず奪われていくんである。
治安も悪化していくだろうね。

2012年までにアメリカでは団塊世代が一斉に定年退職を迎えることが分かっている。どうやってもいまの状況ではアメリカはこの危機を乗り越えることはできないだろう。

できるとしたら、第三次世界大戦でも起こして、戦争で需要を喚起することくらいである。そうなったら最悪だよね。
何が言いたいかというと、このような世界情勢が不安定な状態なので、起業をするにあたり、あるいは起業を続けるに当たり、自分の業種にどれだけの影響が出るかを考えておいた方がいいよ、ということ。

業種によっては物凄い煽りを受ける場合もあるし、意外と大進撃となる可能性がある。もちろん、世界情勢の良し悪しに関係のない商売もある。
これから大津波が発生することはほぼ確実なので、今から情報集めをしておくことをオススメします。

恐慌を前にして大規模な情報操作が行われているので、真実は公にはならない。真実を知ったらみんな銀行に殺到して、破綻が早くなるだけだからね。
株やFXをやっている人は要注意?

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