ICカード免許証と空港のミリ波センサー 個人情報スキミングの恐れ

運転免許を更新した人は免許証が新しくなったことを知っていると思う。
ICチップが埋め込まれた免許証で警察庁は、「ICカード免許証」などど呼んでいる。実はこれRFID免許証というもので、遠距離から情報を読み取ることが出来るのだ。

つまり、非接触で個人情報を読み取ることが出来るため、端末を街の要所に設置しておけば、誰がどこでなにをしているかが追跡できてしまうのだ。

警察庁はあくまでも免許証の偽造防止をうたっているが、本当の狙いは個人情報のスキミング(盗調)である。

警視庁は、「至近距離(約10cm)まで近づくとICチップ内の個人情報がその人に読み取られるおそれがあります」という注意書きをWebサイトに記載しているが、実際にはおそらくアメリカと同じ10mまで可能なUHF帯RFIDを使用していると思われる。

警察が10メートル離れた読み取り装置から、個人の行動軌跡を把握することが可能になるのだ。10メートルもあれば十分だ。
電池内蔵型のタグであれば100メートルも可能である。免許証はクルマに乗らなくても、常に個人が持ち歩いている可能性が高いことに注意して欲しい。

一方、空港ではテロ対策としてミリ波センサー(ミリ波パッシブ撮影装置)の導入が検討されている。
このミリ波センサーは、ミリ波という電磁波を照射して、被写体からのエネルギーの違いを計測し写真のネガを思わせる詳細な3次元画像を得ることが出来るのだ。X線と異なり非破壊的に人体を調べることが出来るのが特徴だ。

他にも後方散乱X線スキャナーでは、元素情報を読み取り、人体とそれ以外の物質とを区別できると言われている。人体と爆薬の区別も容易につくので画像を視認する必要すらない。

上:ミリ波センサー
下:後方散乱X線スキャナー

空港でテロ対策として使われる分にはまだいいが、これが街中で使われないことはまずない。 つまり、使えると分かれば導入される可能性が高い。
政府は使わないかもしれないが、犯罪組織は飛びつくだろう。

例えば、バックの中身をスキミングしてお金がある人物だけを襲う。
家をスキミングしてお金のある場所を特定するなどが考えられる。

この分野が成長すると、非破壊的に遠距離から人の脳波をスキミングされる恐れがある。それと街の広告看板が連動すれば、リアルアドワーズ広告の出来上がりだ。
趣味嗜好、行動パターンなどが筒抜けになる恐れがある。

SFのような話だが、個人情報は透視できる時代に突入した。
パソコンにウイルスセキュリティをするように、将来は人体や家・職場にジャミング(妨害)システムを導入する日も近いと思う。

【引用元 goo イメージサムネイル】

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