この記事はブロックされています。続きを読みたい方はログインをして下さい。会員ではない方は新規会員登録をして下さい。


画像解析とセンサデバイスの進化がいよいよヤバイ

2015年10月13日の東京IT新聞に洗濯物を自動で畳むロボットが完成したという記事が出ていました。

▼洗濯物をたたむ苦労から解放してくれる!自動化する製品を開発中


9000時間が洗濯物たたみに費やされている

(laundroid)」は画像解析とロボティクス技術で自動折りたたみを実現するという  ランドロイドは世界初めて、洗濯物を自動で折りたたみ、仕分けしてくれるロボットだといい、約10年の歳月をかけてセブン・ドリーマーズが開発を行ってきた。

一般的な家庭の場合、一生のうちで洗濯作業に費やす時間は約1万8000時間にのぼるといわれており、このうち約50%の約9000時間が洗濯物をたたんで分配し、タンスなどに運んでいる時間に該当するという。各家庭で一人が担当したとすると、人生において約375日分をこれらの作業に費やしている事になる計算だ。

「人々は折り畳みにかかる手間から解放され、趣味や家族との時間の充実を図れるようになり、人々のライフスタイルに変革をもたらしていきます」(セブン・ドリーマーズ)としている。
画像解析とロボティクス技術で衣類を認識

ランドロイドの仕組みは、画像解析技術で衣類が何であるかを認識し、ロボティクス技術で認識した物体を折りたたむようにするという。

セブン・ドリーマーズではランドロイドの製品化にあたり、洗濯乾燥機の技術や家電製品開発力を持つパナソニックと、また住宅事業と医療・介護施設事業の実績がある大和ハウスと共同開発を行うことで、早期の実用化を目指す。

現段階では詳細な仕様は明らかになっていないが、2016年度中にはβ(ベータ)版の予約を受け付けるという。

セブン・ドリーマーズは、“世の中にないモノを作る技術集団”として、いびきや無呼吸を防ぐ簡便で使い捨て可能な世界初の鼻腔挿入デバイス「ナステント」を開発したり、宇宙衛星開発技術を生かした測定システムと設計技術を元に、完全オーダーメードのゴルフクラブを開発したりしている。

(紹介終了)

そして、紹介します。画像合成では定番中の定番であるAdobe Photoshopが変態的な進化を遂げそうだ、というニュースです。
Adobe MAX 2015というAdobeの次期製品リリースを紹介するカンファレンスがあるのですが、そのレポートが凄いです。

▼Adobe MAX 2015で発表されたアドビの新技術が凄すぎて会場が狂喜乱舞 スニーク・ピークで発表された未来の11の技術

アメリカ・ロサンゼルスにて開催されているアドビシステムズ(以下、アドビ)のクリエイティブティ・カンファレンス「Adobe MAX 2015」。初日の基調講演(参考記事「[速報]Ad

以下11種類の変態的な製品なんですが、今までの技術進化とは一味違うということがお分かり頂けると思います。

1.簡単な操作で新しいフォントを作り出せる技術:Project Faces
2.写真から3Dデータに変換、それも3Dプリンタで印刷:Photoshop 3D Portraits
3.映像の雰囲気にあわせて最適なBGMが生成される技術:Project Boxcar
4.ビッグデータをもとに、写真に写った不要物の除去が可能に:Defusing Photobombs
5.動画をもとに、写真から不要物を除去できる技術:Monument Mode
6.写真から陰影をレイヤーに分離する技術:Extract Shading
7.静止画からフォントの一覧を解析:Deep Font / Font Capture
8.写真の遠近感を解析することでイラスト描画が楽になる技術:Project Dollhouse
9.モバイルデバイスでモーションを作成:MaestroMotion
10.未来の画像検索:Louper
11.新しいプロトタイプツール「Comet」の未来の機能:Design With Real Data

ランドロイドとAdobeの新技術に共通していえることは、画像解析の進化がビッグデータによって飛躍的に高まった、ということです。
要するに何をするにしても、させるにしても、リアルという毎回対象が変化する状況を即時に解析し、理解しないうちはセットアップができないんですね。しかし、画像解析がきちんとできれば、どこからどこまでがモノであり、背景であるのかを把握できます。

認識をしてはじめて、その物体までの距離やら角度が計算できるわけで、見る・解るというのは行動の初歩の初歩なんです。
しかし、それが実用化されるようになったのはここ最近で、1/1000秒以下の瞬間までを正しく捉えられるカメラや高精密度なセンサーデバイスの登場、そして取得した画像を直ちに解析できるだけのビッグデータと処理能力が必要なのでした。

最近公開された日産のCMで矢沢永吉が自動運転にチャレンジしてますよね。
これも画像解析技術のお陰です。高速で運転しながら、高速で周囲を捉えて画像解析しています。

それが一般消費者向けにもお手軽な価格で降りてきたよ、というニュースなんです。
で、これが後々どうなるかというと、人々の見ると見せるという概念が根底から覆されていくことになります。

つい先日、日本の3DCGクリエイターが作った女子高生が完全に実写と区別がつかないと話題になっています。

3DCG JK

▼日本人が制作した女子高生のCGに世界が驚愕

新しく現在作成中の一人目の3DCG character「Saya」です、今年のクリカンではこちらのキャラクターを中心により実践的なワークフローを紹介させていただく予定です。http

いわゆる「」を超えるような作品が出てきたよ、ということなんです。

▼不気味の谷現象

ただ、分かる人は分かると思いますが、3DCGというのは制作に時間が掛かる上、動かすとなるとレンダリングに要する時間が非常に長くなります。それが超精緻なポリゴン数になるとおそらくは数日は掛かることになります。

関連記事