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引き寄せの法則 番外編 ホログラフィック宇宙理論とすべての数を含む円周率 前編

約一年ぶりに引き寄せの法則について書くことになった。
プライベートで不幸なことが続き、ほんの少しタイミングがズレていたらあんなことが起きなかったのになぁ、と思うことがあり、運というか巡り合わせというのは一体なんなんだろうと思ったのが続きを書くキッカケとなった。

とはいえ、書かなかったにしろ興味は常にあったので資料だけは集めていた。
今年はかなり面白いニュースがあったので紹介する。

ホログラフィック宇宙理論とか宇宙ホログラム説と呼ばれるもので、これは何かというとこの宇宙はホログラムであり、我々はその中に生きている、というもの。
SF小説や映画ではよくある設定だよね。例えば映画マトリックスでは主人公ネオはコンピュータが作り出した仮想現実の中に生き、それが現実だと思い込んでいた。

全知全能の神様がいて、神様が創造した世界があり、人間はその中で暮らしている、というのは物語の元型としてもある。
それを高等数学を学んだ大の大人達がマジ顔で主張し、調査して確かめようというのだから面白く無いわけがない。

2010年11月14日のwiredニュースの記事を引用するとこうある。

」、超高精度の時計で検証へ

われわれの体験する3次元宇宙は、2次元における情報をホログラムのように投影したものかもしれない――「宇宙のホログラフィック原理」を検証する実験が、フェルミ研究所で行なわれようとしている。
フェルミ研究所で建造されている、『』(holometer)と名付けられた「時計」は、直交する2本のアーム(長さは片腕40メートル)を備えたL字型のレーザー干渉計だ。
これを用いて、時空の構造そのものが「ピクセル(画素、最小単位)化」するポイントを見つけるのだという。
もしそれが存在すれば、アームをたどる2本のレーザー光(1つの光源から出たものが途中で分けられる)が戻ってくる時間に差が出るはずだ。

ホロメーター

実験には米国イリノイ州の米フェルミ国立加速器研究所でなんと250万ドル(約3億円)もの予算をかけて「ホロメーター」(holometer)が建造され実験が行われた。ちょっとした思いつきではない、ということだ。

実験の概要はこうだ。
仮にこの3次元の世界がホログラムだとしたら、その世界を構成するプログラムでいうソースコードは2次元であるはずだ。
例えば三次元の人の顔を画として二次元で表すと、どんなに精巧に描かれていても紙に書かれている以上、角度を変えて見れば紙に描かれたものだと分かってしまう。つまり2次元と3次元には明確な境界があるんだね。

だとすると、3次元の宇宙にも境界があるはずで、それを何らかの方法で観測できればホログラムかどうかが分かる、というわけだ。他にも分かりやすい例でいうと画像のピクセルがある。画像を最大まで拡大すると、画像はピクセルと呼ばれる最小単位の集合によって構成されていることが分かる。

画像を最大まで拡大して見るように、宇宙を構成する最小単位を観測することができれば、この世界はホログラムであると言えるだろう、という理屈だ。

その実験観測として「ホロメーター」は考案された。
「ホロメーター」の仕組みはレーザーの干渉計1対を互いに近く設置し、100万分の1秒、100京分の1メーターの動きを検出できるようになっている。
ビームスプリッターから1キロワットの光のビームを、垂直に交差する40メートルのアームを伝って発射される。
光はビームスプリッターで反射され、二つのビームは再度結合する。もし動きに何もなければ、理論上再結合したビームは元のビームと同じになるはずなのだが、明るさに変動が観察されれば、その変動は分析され、スプリッターが空間の微振動に従って動いたのかどうかが確認されるわけだ。

つまり、何がしたいかというと、光は最速だよね。それを同時に発射して高精度な方法で記録する。
これはゲームで言う所の高負荷による処理落ちとかコマ落ちを再現するようなもので、コンピュータのCPU性能をマックスに使ったらノイズ(処理落ち)が生じるんじゃないのか? というもの。

この実験結果は2015年12月8日にネットニュースとして拡散した。
結果は「我々はホログラムの世界に生きているのではない」ということが明らかになった。

▼「我々はホログラムの世界に生きているのではない」ということが明らかに

アメリカ・イリノイ州に本拠を置くフェルミ国立加速器研究所が、世界で最も高感度なレーザー干渉計である「ホロメーター」を用いて、「我々の宇宙は、別の宇宙から投影されたホログラムなのでは

実験してみたら、とりあえず、この世界がホログラムかどうかは知らないが、特にノイズは生じなかった。
ということは、この世界がホログラムだったとしても最小単位はもっと小さく、そしてこの世界の処理速度はもっと速いのかもしれない、あるいは実験のやり方自体がナンセンスだったのかも、というオチがついたんだよね。

ところが、2015年12月24日に大栗 博司氏によってこんな論文が発表されたとニュースになった。

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