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情弱を食い物にするまとめサイトがなぜ儲かるのか?

最近、まとめサイトがなにかと注目されています。

2013年9月6日には気になる調査結果がリリースされています。
電通が調べたものですが、4人に1人が「まとめサイト」の情報を拡散している、というものです。

▼情報拡散経験者の4人に1人が「まとめサイト」の情報を拡散、電通PR調査

日本におけるPR業界のトップカンパニー、電通パブリックリレーションズ。インターネット上の「情報流通構造調査」の結果を発表情報拡散経験者の4人に1人が「まとめサイト」の情報を拡散をご

[note]株式会社電通パブリックリレーションズ(PR)は6日、インターネット上の「まとめサイト」の影響力に関する調査結果を発表した。SNSなどで情報拡散の経験がある人のうち、4人に1人(27.8%)はまとめサイトの情報を拡散したと回答している。

どのようなインターネット上の情報を拡散(SNSなどのシェア機能を利用して拡散)するかという質問では、「友人のつぶやき、ブログ、SNSでの投稿」が60.8%、新聞社などのメディアが運営する「ニュースサイト」が57.8%、Yahoo!やlivedoorなどの「ポータルサイト」が53.7%、NAVERなどの「まとめサイト」が27.8%(複数回答)となった。

拡散時に信用する情報ソースは、「新聞社サイト」が38.0%、「Yahoo!」が34.8%、「ブログ」が30.3%、「2ちゃんねるまとめサイト」が22.2%、「NAVERまとめ」が20.0%。

どのような情報を拡散するかについては、「事件・事故」(55.2%)、「日常生活の話題」(51.0%)、「笑えるネタ」(50.2%)が上位を占めた。

インターネット上で知ったニュースや情報を、オフラインの口コミで他の人に伝えたことがある人は93.2%。オフラインで他の人からインターネット上のニュース・情報を知らされたことがある人は91.9%で、双方向の拡散が広く行われていると分析している。

(紹介終了)[/note]

まとめサイトというと、NAVERが有名ですが、2chの書き込みを独自に編集してまとめたサイトも数多くあります。これらはスマホ用のアプリと連動もしており、情報リテラシーが低い若年性が情報ソースをろくに調べもせずにLINEなどの通話アプリやツイッターで拡散しているのが現実のようです。

ここにビジネスチャンスを見出したのか、FC2もまとめサービスに参入し「FC2まとめ」を2013年9月2日に発表しています。アクセス数に応じてFC2換金可能ポイント(1ポイント =1円)を付与する、というものです。

▼FC2まとめ

FC2によるまとめサービスです。世の中の話題をいち早くお届けします。

では、なぜまとめサイトが人気で注目されているのかというと、それは検索エンジンのニッチを狙ったサービスだからです。
検索エンジンはあくまでも客観的に収集したサイト情報を独自のアルゴリズムによって並び替えて表示しているだけです。恣意的なのはあくまでも検索結果の並び順と計算結果なだけで、コンテンツそのものに手を加えていません。リンクを提供して、コンテンツはユーザーの確認に委ねられたどこでもドアなのです。

ドアまであるのなら、コンテンツも整理して欲しいところですが、それは著作権的な問題で不可能です。
技術的には検索キーワードから連想される情報を抽出し、構文字句解析により短文として要約して一枚のページとして返す、ということは可能なのですが、それをすると著作権問題の他、広告主のサイトが表示されなくなる可能性かあるのでできないのです。
あくまでも情報のナビゲーターという位置にいることでグレーゾーンに居座っているのが検索エンジンなのです。

しかし、実際問題、検索ユーザーとしては、例えばあるニュースが報じられたとします。内容は重要なのがわかったとしても、それがどうして重要なのかまでは分からなかったりします。経済や複雑な世界情勢は特にそうです。テレビであればコメンテーターや評論家が一言加えることで、そのニュースがどういうことを意味しているのかが分かりやすくなります。

検索エンジンで検索した場合、分からないことを分かりたくて調べるわけですから、メタ知識(無知の知)が必要となります。しかし、メタ知識がないから検索しているのであって、しかも検索エンジンは恣意的な誘導はしないので、深い情報は検索ユーザーの知識と検索テクニックに掛かってきます。

教養のある大人であればなんのことはないのですが、子供やネットに慣れていないビギナーにとっては、分かりにくい検索エンジンで調べるよりも、恣意的にざっくりまとめられたまとめサイトの方が便利なのです。
友達に紹介するにしても短くまとめられていた方が便利なのは言うまでもありません。

検索エンジンは今や最強のネットビジネスになっていますが、検索エンジンのわずか手の届かないニッチなタブーに途方も無い金脈が眠っていたとしても不思議ではありません。

ところが、まとめサイトには大きな問題が潜んでいます。それは情報の信憑性が低い可能性があることです。

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